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京都でひと遊び

2012年09月07日
「今度京都でK寺のT村さんと一緒に飲みましょう」

菅澤先生のお誘いも3度目だったので、行くことにした。一昨日の午後のことである。その日のうちに出したいゲラがあったので、電車の中で校正していった。これが意外に手間取り、最後は阪急大宮駅のホームのベンチで20分ほどチェックしてから、階段を上がったら、ちょうど待ち合わせの6時半だった。

場所はさるホテル内の天ぷら割烹で、いつもの居酒屋とは大分勝手が違ったが、それだけに、すべてがおいしかった。T村さんの話がまた絶妙におもしろかった。

やはりその土地の決め手は人間である。この10年、京都にはゆうに200回は来ているが、あらためて思う。

京都は深い。

会が終わってから、喫茶店でもう一度ゲラをチェックし、タクシーでJR京都駅前の郵便局に出しにいった。それから四条大宮に取って返して、ホテルにチェックインした。菅澤先生が予約してくれたこのホテル、リーズナブルでとてもよかった。場所がまた便利である。これから、せいぜい使わせてもらおう。

翌朝、せっかく京都まで来てただ帰るのはもったいないので、京博で開かれている「大出雲展」に行った。最近こういう展覧会では、なるべく音声ガイドを借りるようにしている。耳で聞いた方が楽だし、なるほどと思わせる情報もある。会場が混んでいる時には集中力を失いがちなものだが、そういう時このガイドは、立ち止まって陳列品をよく見るきっかけにもなる。

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これは、2000年に発掘された宇豆(うづ)柱。出雲大社大型本殿遺構の柱材である。杉の大材を三本束ねた巨大なもの。鎌倉時代の遷宮に際して立てられたものらしい。昔の出雲大社がとんでもなく高い建物だったらしいということは、私の知識の中にもあるが、これはそれに肉付けしてくれる証拠の一つ。

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これがその復元模型。本物を高さ48メートル、階段の長さ109メートルと想定して作ってある。上の宇豆柱が発見される前に制作されたもので、異論もあるらしいが、壮大なイメージは伝わってくる。

ちなみにこのコーナーだけは写真撮影が許されていた。






ある大学教員の日常茶飯
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