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山籠もり7日目

2012年05月05日
大型連休も今日を入れてあと二日である。この連休はあまりお天気に恵まれなかったが、高野山は連日車と人であふれた。だがその賑わいもおそらくは今日までで、明日は少し静かになるだろう。

昨日は遅いランチを梵恩舎に食べに行った。
Sさんがバイトで入っていて、厨房内はフランス語と英語が飛び交っていた。「とにかく大学でないところで会いますね」アドレスを聞き出して、あとでダラムサラで会った時の写真を送っておいた。

こちらもあと二日で区切りを付けなければならない。月曜日を予備日と考えることもできるが、授業が始まってざわざわするので、とても休日のようにはやれない。
テーブルの上には本が百冊ほど積み上げられている。それにパソコンとプリンター。電子辞書に髭剃りにはさみにホチキスに…いったい何をしているのか。詳しくは言えないが、ずっと前に書いた原稿がゲラになったので、その直しをしているのである。それも結構な分量で、内容も神経を使うものが多い。

自分の書いたものではあるが、これだけ時間が経つと、他人が書いたものと変わらない。よく書けていると思うところもあるが、そうでないところもある。いったい何を根拠に書いたか忘れてしまったところもある。これをいちいち調べなおして、朱を入れる。やればやるほど校正紙が赤く染まってゆくが、現時点で納得できないうちは、とても手放すことができない。

ちょっと泣きを入れようかなとも思うけれど、5月18日には人文研アカデミー特別講演というたいそうな名前の講演会が入っていて、連休明けからはこれの準備にかからなければならない。

ある大学教員の日常茶飯