07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

家康の墓

2012年04月13日
インドから戻った翌日、「ろおじ」に顔を出し、帰途、久しぶりに南宗寺に行ってみた。この寺は、堺の旧市街地の南部にある臨済宗の名刹で、例の沢庵和尚が大坂夏の陣で焼けたのを今の場所に復興したものである。武野紹鴎、千利休ら堺の茶人たちともゆかりが深い。

その境内に徳川家康の墓というものがある。全国各地にある東照宮(家康を祀る神社)とはわけが違う。実は家康は1615年の大坂夏の陣の際に後藤又兵衛の槍に刺されて死去し、密かにここに埋葬されたというのである。これが事実であるとすれば、翌年まで生きた家康は彼の影武者ということになる。

家康には影武者説がいろいろあり、これもその一つである。史実とは認めがたいと思われるが、とても気になるのは、負けた豊臣方にも花を持たせたいという気持ちがどこかで働くからだろう。

NEC_0180_convert_20120413160554.jpg
*これがその墓。なかなか味がある。


NEC_0188_convert_20120413160658.jpg
*こういう立派な石碑も立っている。葵の紋にご注目。
ある大学教員の日常茶飯
« 桜前線 | HOME | 春なのに »