05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

「クッ」に行く

2011年11月25日
23日、「クッ」に出かけた。韓国シャーマニズムの公演である。

早めにロビーに行ったら、今日の講師の川村さんがうろうろしていた。川村さんに会うのは2年ほど前、京都の四条河原町の蕎麦屋で山折先生を囲むと称して飲んで以来だ。

「いやー、ただ飲み食いすればいいんだと思ったら、話だっちゅーもんだから…ところで何時から始まんの?1時?」といつもの川村さんであった。
「1時半です」

開演時間が近づくと会場はぎっしり満員になった。場所が韓国人会館、出し物がムーダンということで、観客のほとんどが韓国系の人々だったと思う。

川村さんの講演「日韓のシャーマニズム」は、マイペースな個性あふれる、なかなかのものであった。休憩時間に韓国からかけつけた女子学生が、「感動した」と言って話に行っていた。

つづいて「ハニャン・クッ」の公演。この種のものを見るのはまったく初めてで実に興味深かったが、なぜか途中から私自身がトランス状態に入り、しばらく夢うつつの間を彷徨った。

本来数日かけて演ずるものだという。韓国の村の神廟で飲み食いしながらゆっくり見物したらもっと面白かろう。その雰囲気は、以前、中国の青海省同仁県(レプコン)で見た「六月会」にも通じるもので、六月会では神々が憑依したハワ(神人)と呼ばれるシャーマンが銅鑼を鳴らしながら踊ったりご託宣を述べたりする。

第三部は韓国伝統芸能公演で、ヨ・ヨンファ(呂英華)さんとそのお弟子さんたちやお友だちが総出演で、踊ったり歌ったり、実ににぎにぎしく結構であった。みんなそろって美人であることもまた結構であった。

ヨ・ヨンファさんの解説もふるっていた。
「うちは美人しか採りません。でも私より美人は採らないことにしています」

とにかく大成功で、ヨ・ヨンファさん一党とスタッフとして働いた皆さんには、おめでとうと言いたい。

終演の後、会場を片付けてその場で宴会というのも、飾らなくてとてもよかった。F坂先生とU野さんのサバー組も残って参加した。

川村さんとは谷町線中崎町のプラットフォームで別れたが、「こんどまた遊びに来い」ということだった。でも川村さん、この前お宅に遊びに行ったのは、天安門事件の最中だったから22年前ですけど。






フィールドワークの記録