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第五回 人文研公募研究会

2011年11月21日
昨夜から今朝にかけて高野山はやたらと寒かった。N田さんによれば、今朝の気温は2度だったという。考えてみれば、もう11月も下旬である。今年ももうじき終わりか。例年ならばそう考えただけで鬱々とした気分に誘われるが、今年はそんなことは、あーりません。

さて、19日土曜日、今年度5回目となる京大人文研公募研究プロジェクト(奥山班)研究会が開かれた。今回の発表者と題目は次の通り。

舟橋健太氏(京大東南アジア研究所COE研究員)「インドの『エンゲイジド・ブッディズム』―R.B.アンベードカルの仏教改宗と現代インドの仏教運動―」
 
四戸潤弥氏(同志社大学神学部教授)「イスラーム法事案をめぐる信徒の世界と非信徒の世界の位相―ヒジャーブ論争を通じてみた教義と対立の構図―」

舟橋さんには急遽お願いして発表してもらった。インドのウッタルプラデーシュ州が主な調査地で、現地の実情が聴けたのが貴重だった。いわゆるインドの新仏教徒について基本から教えてもらった感じ。多くの質問が出て、発表時間の2倍くらいの質疑応答になった。これはとてもよいことだ。

近日広島や東京でも発表するらしい。勢いというのも大事である。

四戸さんとはK-GURSの評議員仲間として知り合い、すごい大家なのに敷居がとても低いのに惚れて、班員になってもらった。学者ってーのは、こうでなくっちゃいけないね、と思わされる人の一人だ。

K-GURSの評議会はよく今出川にある同志社の神学部棟の会議室で開かれることが多いから、そういう場合は、早めに行って研究室にお邪魔することにしている。この間も、行ったら缶コーヒーを一本おごってくれた。

発表では、どんな質問にもつるつる答え、イスラーム法学研究の重要性を説いて止まなかった。

とても愉快な一日だった。

研究ノート