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麗子がいっぱい

2011年10月07日
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日本で一番有名な少女の絵である。このくらいのおかっぱで丸顔の少女は、しばしば麗子のようだと言われるが、それが必ずしもほめ言葉にならないのは、この絵のもつある種の不気味さのためである。現在、大阪市立美術館で開催中の岸田劉生展では、さまざまな麗子像を見ることができ、この近代日本を代表する画家の模索の跡をたどることができる。麗子は『白樺』の装丁などにも登場し、劉生がこの肩掛け、おかっぱ、切れ長の目の童女像を一種のキャラクターとして用いていたことが分かる。

私のゼミの卒業生のO2君が久しぶりに手紙をくれたので、この絵の大型ポストカードで返事を出した。O2君もびっくりしただろう。
ある大学教員の日常茶飯