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藤田美術館

2011年09月17日
わけあって京都に行った。帰りに何か見たいと思った。このところDK協会関係の会議で、拷問を受けるような毎日を送っているので、たまには息抜きがしたい。

京都市美でフェルメール、大阪市美で岸田劉生をやっているが、いずれも混んでいそうだった。雨天でやたら蒸し暑いのに、人混みに行く気がしない。

そこで大阪城近くの藤田美術館に行ってみた。先日奈良博で見た「玄奘三蔵絵」はこの美術館の所蔵品で、その一部が展示されているので、それを改めて見たいと思ったことが一つの理由、藤田美術館のもとを作った明治の実業家藤田傳三郎がU原君の修士論文のテーマに関係していることがもう一つの理由だ。
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美術館で割引券をくれたので、向かいの太閤園に入り、コーヒーラウンジでケーキセットを頼んで休憩した。美術館と太閤園を含む一帯は、藤田傳三郎の屋敷跡で、一部は公園になっている。桁外れの金持ちだったようで、蔵を改造した展示室には、明治45年に9万円で落札したという香合(こうごう)があった(上のパンフレット表紙の「審美眼」の下に写っているもの、現物はもっと落ち着いた黄色)。正確には計算できないが、今のお金に直せば数億円であることは確かだ。いい茶道具は金に糸目をつけずに買い集めていたようだ。

22日の2時から学芸員による講演会がある。U原君にも教えてやらねば。
ある大学教員の日常茶飯