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椰子の国

2011年04月08日
椰子の木が大好きだ。立ち姿がいい。ざわざわと風に揺らぐ葉っぱの感じがまたいい。おまけに椰子の実の形が勝れている。でも私が椰子の木が好きな本当の理由は、子どもの時分に南洋とかアフリカを想像して、椰子の木の絵をいっぱい描いたからだと思う。

椰子の木

椰子の木3

スリランカは、全島椰子の木に覆われているかと思われるほど、椰子の木が多い。この島の北部には乾燥地帯もあるから、実際は必ずしもそうではないのだが、イメージ的にはスリランカは椰子の国、椰子の島である。

植民地時代、イギリス人は、この国の人々に人頭税を課しただけでは満足せず、椰子の木にまで一本いくらの税金をかけた。明治20年にこの島に留学した臨済宗の釈宗演(しゃく・そうえん)は、この事実を指摘した上で、「人生亡国の民となるなかれ。亡国の民に自由なし。自由なきの民は即是白地の(明白な)奴隷なり」(『西遊日記』)と述べている。南国の明るい日差しとは裏腹の悲しい歴史である。

南に下るにつれて、次々にいいビーチが見えてくる。
ビーチ特

ビーチ1

ヒッカドゥワの舟

ヒッカドゥワ4

私「いやあ、いいビーチですね。完全オフで何日かこういうとこで過ごしたい」
ナンダセーナ「いいでしょう。西洋人は多いのに、なぜか日本のお客さんは別の方に行ってしまうんですよ」
私「もっと宣伝したいですね」

ヒッカドゥワを通過。ヒッカドゥウェ・スマンガラの故郷だ。ここは沖合に珊瑚礁が見られることで西南海岸でもとりわけ人気のリゾートだが、2004年の大津波では、列車が津波に呑まれるなど惨憺たる被害を受けている。

午後3時半、ゴールに到着した。
フィールドワークの記録