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チベット三題

2011年02月05日
拙訳『チベット文化史』(春秋社)が品切れになったので、新装版を出したいと連絡があった。むろん即座にOKする。すでに一度新装版になっているので、今回が二度目という、この種の本としては珍しいケースになる。

チベットと言えば、カルマパ17世の僧院がインド警察の捜索を受け側近が逮捕されているという何とも変なニュースが流れている。昔からチベットの高僧・貴族の社会は権謀術数渦巻く世界だから、別に驚くには当たらないのかもしれないが、ここに来てこれ、というのはどんな意味があるのだろうか。

カルマパが亡命したのは1999年末のことで、本山のツルプ寺から車で出て、そのままネパール国境を突破してムスタンに逃げ込んだ。そのあとしばらくしてムスタンを訪れる機会があり、カルマパ亡命にまつわるいろいろな話を聞いた。なかでも印象的だったのは、カルマパ一行が乗り捨てた車の中に数珠が一本置いてあったという話である。その車は数日後に中国軍がやってきて運び去ったという。

ムスタンと言えば、隣のトルボである。最近のタイフーン日記を読み、あちらに書いてあることとこちらに書いてあることをつなぎあわせて、ああでもない、こうでもないと熟考すること30分、ようやく分かったことは、ディディゴI葉が、近日、大阪中央区にDOLPOというヘアーサロンを新規開店するということであった。めちゃくちゃ、その手の趣味の店になること疑いなし。チベット人のヘアスタイルにあこがれている人は覗いてほしい。見本写真は、楽天ブログ「台風日記」2月3日号にあり。
ある大学教員の日常茶飯
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