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グラン・トリノ

2010年08月12日
お盆も近づきさすがに休戦モードである。

TSUTAYAでクリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」のブルーレイ・ディスクを借りてパソコンで見た。ブルーレイを試すのが第一の目的だったが、この作品を選んで正解だったと思う。

イーストウッド演ずるウォルト・コワルスキーという人物の、子にも孫にも嫌われる偏屈爺さんぶりはなかなかの見ものである。私は家人に、人に嫌われる年寄りにだけはならぬようにとたびたび注意されているが、結局こんな感じになるのかな、という気がした。

ただ「グラン・トリノ」の設定は深刻なもので、ウォルトは昔、朝鮮戦争で人(敵兵)を殺したことで心に深い傷を負っている。それがあることがきっかけで、隣りに越してきたモン族の一家と交流するようになり…というのがストーリーだが、これ以上は書かないでおこう。

同じようにイーストウッドが監督と主演を兼ねた作品の一つに「Unforgiven」(許されざる者)がある。ラストの酒場での撃ち合いは、西部劇史上最も迫力のある名シーンと、これは私が太鼓判を押しておこう。

イーストウッドといえば、マグナム片手に走り回るダーティー・ハリーのイメージが強いが、俳優としてだけでなく、監督としても一流なのは周知のことだ。もう70歳を超えているはずだが、今後も末長く作品を作り続けて、私たちを楽しませてほしい。
ある大学教員の日常茶飯
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