09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

奥山テリー号

2010年07月21日
この季節、高野山は涼しいでしょうな、と羨ましがられるが、どうしてどうして、かなりの暑さが続いている。今日も暑くなりそうだ。

島根から帰ったらテリーが夏モードに変わっていた。人間でいえば、丸坊主になったようなもので、これで少しは涼しくなっただろう。大阪の夏は暑い。ポメラニアンの長毛のままだと夏ばてしかねない。実際、二年前の夏に毛をそのままにしていたら、ひどい下痢をして、お盆の最中に動物病院通いをしなければならなかった。

てりドン

幼犬の時に家へ来てからかれこれ10年になる。今や立派な高齢犬だ。小さい時には本当にかわいらしくて、本屋やコンビニの前につないでおいたら「誰かが(あまりのかわいさに)連れてっちゃうかも」と娘たちが本気で心配したほどだ。

シータに続いて二匹目の犬だったが、慎重を期して、最初に「犬の飼い方」を二冊くらい読んだ。内容はほとんど覚えていないが、なるほどな、と思う一節もあった。

 犬は人間と違って毎日同じものを食べ、同じところを散歩しても飽きません。むしろ毎日同じことをした方が幸せなのです。

正確ではないかもしれないが、だいたいこんな内容だったと記憶する。すっかりこの通りにはできなかったが、のんびりした愛嬌のある、人間が大好きな犬に育ってくれた。

もう大分前のことになるが、近くの小学校のPTAの役員をしていたことがある。ある時、役員会での挨拶にテリーをひきあいに出して、「人間の子供も基本は同じだと思う」旨の話をした。毎日同じ食事でいいという意味ではない。今日と同じようにまた明日もやってくる、つまり平凡な家庭生活が平凡なままでずっと続いてゆく、ということが子供の心身の成長の基礎だと言いたかったのであるが、聞いているお母さん方は、単なる「親ばか」としか思わなかったかも知れない。



ある大学教員の日常茶飯