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ブラウン方 ―『高山寺蔵 南方熊楠書翰』余録?

2010年03月21日
2010ロンドン・パリ 037
*寒々としたリージェンツ・パークの池

土宜法龍がロンドンに滞在したのは、1893年10月18日から11月3日までの2週間余りの間である。彼は、ロンドンに着いた当日は、ノーサンバーランド・アヴェニューのホテル・ヴィクトリアに泊まったが、翌日からはリージェンツ・パークの東南隅にあるブラウンという家(?)に部屋を借りている。この日、法龍と通訳の野村洋三はリージェンツ・パーク北側のアヴェニュー・ロードにブラヴァツキー・ロッジ(神智学協会欧州本部)を訪ね、アニー・ベザントらに会っているから、ブラウン方に移ったのは、神智学協会員の紹介があってのことだったかもしれない。

熊楠が法龍の部屋に3連泊したのは、ブラウン方である。

松居先生とその辺りを歩いてみた。もとよりその家を見つけ出すことはできなかったが、その場の雰囲気が分かって満足した。

ロンドン滞在中の法龍は、ロンドンとその近郊の各所を訪れるのにとても忙しかったようである。だが、何度かはリージェンツ・パークにも足を運んことと思われる。







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