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智山伝法院公開シンポジウム「近代仏教を問う」

2010年03月12日
11日午後2時から東京愛宕の智山伝法院で公開シンポジウム「近代仏教を問う」が開かれた。

基調講演が中沢新一先生(多摩美術大学教授)。私は伝法院長の廣澤隆之先生と一緒にパネリストとしてコメントとディスカッションに参加した。

中沢先生の講演は、50分の予定が1時間半になる熱弁だった。副院長の宮坂宥洪先生の依頼でもあり、つい熱が入ったとのことだった。音楽的、いやむしろ魔術的とでもいおうか、巧みな話ぶりに酔わされた。

ディスカッションの方は、直前の打ち合わせで、でたとこ勝負でやろう、ということになり、一時はどうなることかと思ったが、廣澤先生の切れ味鋭い弁舌と、阿部貴子さんの巧みな司会と、中沢先生のさばけた対応で、何とかなったと思う。

会場には、知った人も何人か来ていて、休憩時間に声をかけてくれたのがありがたかった。懇親会も充実しすぎるほど充実していて、智山派若手の勢いを感じた。超多忙なはずの中沢先生も最後まで残って、座を盛り上げていた。

「近代仏教を問う」というテーマ自体は、一度や二度のシンポジウムで押さえることができるようなものではない。それにしても、最近「近代仏教」があちらこちらで学会・研究会のテーマになり、興味を持つ若手も増えている。毎年7月に高野山大学で開かれる密教研究会もそうで、今年7月16日、17日の学術大会は、この関係ですばらしい人物に公開講演をお願いしてある。これについてはもうじき告知できるはずです。

研究ノート