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パリ・ギメ美術館

2010年03月06日
一夜あけて22日。
2010ロンドン・パリ 612
*ホテルの部屋からの眺め

コレージュ・ド・フランス前からバスに乗って、フランス国立ギメ東洋美術館(旧ギメ博物館)に向かう。最初に、近くのフランス極東学院にブスマールさんを訪ね、一緒にギメに移動。この美術館は、リヨンの実業家エミール・ギメによって創始された東洋専門の美術館で、世界有数のコレクションを誇っている。
2010ロンドン・パリ 629
*ギメ美術館

2010ロンドン・パリ 855

1893年11月4日、ロンドンを去ってパリに移った真言宗の土宜法龍(どぎ・ほうりゅう)は、エミール・ギメの要請を受けて、ギメ博物館に通い、同館の翻訳者河村四郎と協力して、『四度印図』(真言宗・天台宗の修行である四度加行[しどけぎょう]のための印図集)のフランス語版の作成に当たった。また11月13日にはギメ博物館の図書館で真言宗の御法楽の儀を執り行っている。

ギメには法龍の草稿などが残っている。今回ここを訪れた第一の目的はこれらを調べることだ。司書のH川さんに資料を出してもらって撮影する。この仕事に午前中いっぱいかかる。地下の食堂で昼食を取った後、別館に行って東寺講堂の仏像群(いわゆる立体曼荼羅)のレプリカを見る。これは日本を訪れたギメのために京仏師によって作られたものだ。2010ロンドン・パリ 852

それから本館に戻って、展示室のさまざまな美術品と法龍が御法楽を行った図書室とを時間の許す限り見た。そうしているうちに4時になる。フライトは午後8時半。2時間前には空港に行っていなければならない。万事不慣れだから、余裕をもって行動したい。

他のみんなに別れを告げて、一人バスに乗ってホテルに戻った。カウンターに預けておいたトランクを受け取り、地下鉄でシャルル・ド・ゴール空港に向かう。この空港はターミナルが三つ、鉄道駅が二つある。昨夜、KRKの山本さんが送ってくれた空港案内図を見ていたおかげで、何の問題もなく、大韓航空のカウンターまで行きついてチェックイン、早めに出国手続きを済ませた。免税店でお土産を買い込んでスタンバイ。

関空に戻ったのは2月23日の午後8時50分ごろだった。



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