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高野山は白一色

2009年12月16日
高野山は一晩で真っ白になった。いつ降ってもおかしくない状態だとは思っていたが、朝、玄関の戸のすりガラスの向こうが白一色になっているのにはやはり驚いた。

先週の土曜日、梅田の弥生会館で開かれた日本ネパール協会関西ロビー例会は、まずディディゴ・イナバのスライドショーがよかった。彼女の語りは真情がよく出ている。

日ネの関西ロビーは個性的な人ばかりだ、というので東京からは恐れられてきたらしいが、いかんせん、高齢化が激しい。ディディゴみたいな若手をもっとたくさん育成せなあきませんな、タイチョー!

タイチョーが工夫してテンジンから今までとは違う話を引き出そうとしていたのも評価できる。テンジンは二十歳になって初めて本物の木を見たという。この体験は映画「キャラバン」の特にラスト・シーンに活かされている。蛇足だが、見たことのないものをなぜタンカ絵師は描くことができるのか。ここに伝統の力が働いている。

懇親会ではシュレスタ氏とよく話したが、彼が日本で成功できたのは、その能力もさることながら、やはり人柄だとつくづく思う。

会には黄檗山万福寺の田中和尚さんも来られていた。河口慧海関係の資料を求めて万福寺を訪れ、文華殿で田中和尚に初めてお会いしたのは16年以上前、堺北旅籠町の淡路郁宏さんを訪ねて行く途中だった。以来ことあるごとにお世話になっている。淡路さん夫妻にも言葉に尽くせないほどお世話になった。

何だか最近こんな論調が多いが、私も年を取ったということだろうか。
ある大学教員の日常茶飯