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中公文庫版 評伝 河口慧海

2009年11月18日
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『評伝 河口慧海』の中公文庫版がついに完成し、今日見本が届いた。発売日は24日である。

解説は礪波護先生が書いてくださった。カバーデザインはnum.の山影麻奈さんだ。山影さんとは『ムスタン―曼荼羅の旅』(中央公論新社)以来のお付き合いだ。

当然のことだが、ものすごく嬉しい。

親本は2003年に出ている。そのあと、2004年に慧海のヒマラヤ日記が発見されるという、慧海に関心を持つ人間にとっては「大事件」があり、これが2007年に『河口慧海日記 ヒマラヤ・チベットの旅』(講談社学術文庫)として出版された。

そこで、今回文庫化に当たって、私はこの日記に基づいて第六章のヒマラヤ越えの部分と、第七章の一部を書き換えた。ほかにも細かく手を入れているので、出来栄えにはとても満足している。

文庫版のあとがきは、9月にインド・アッサム州のグワハティのヒルトップ・ロッジ滞在中に書いた。書いたのはそうだが、その骨格は、その前にタワンのホテルで一人、夜雨がトタン屋根を叩く音を聞きながら作ったメモだ。その時は、明日、まんいち土砂崩れで死んだら、これが遺書替わりになるだろうと、ぼんやり考えていた。これも今となってはよい思い出だ。

急告:22日(日)の南方熊楠ゼミナールは、集中豪雨による浸水被害のため、会場が、和歌山あいあいセンターから和歌山市立博物館の2階講義室に変更されました。ご注意ください。詳細は下記まで。
   http://www.minakata.org/cnts/news/index.cgi?c=i091017














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