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光生会の新年会

2020年01月07日
1月7日(火)
10時半から岸和田のグランドホールで開かれた社会福祉法人光生会の新年会に出席した。光生会の現相談役とは20数年前からのお付き合いであるが、新年会に出席したのは今回が初めてであった。会は盛大かつ温かく、配慮が行き届いたもので、相談役の人柄がよく現れていると感じた。うちの学生も4人ほど呼んでもらい、「ご飯を食べに」きていた。いずれもボランティアの授業で身をもって教えを受けている人たちだから、まあ、こういうのも勉強の一部である。
一言ご挨拶を、ということで壇上に立ったら、相談役が「この人は河口慧海をよく研究している人で…」とわざわざ紹介して下さった。そこで、恐縮しつつもう一言、「慧海の師匠は、岸和田藩の藩校教授だった土屋鳳洲という人です」と付け加えた。
鳳洲を調べに岸和田の図書館を訪ねたのはずいぶん前のことである。彼は学才を見込まれて、藩儒相馬九方の養子になった人で、森田節斎や「但馬聖人」池田草庵の教えも受け、二松学舎を創立した三島中洲とは友だちであった。廃藩置県後は堺県に出仕して、県の教育行政を担った。その一方、堺戎之町の自宅で漢学塾晩晴書院を主宰した。慧海が鳳洲の薫陶を受けたのはこの塾においてである。鳳洲の門下生としては第一に正木直彦を上げなければならない。与謝野寛も大和川の向こうから勉強に来ていたようである。他にもこの塾からは、堺近辺の教育界で活躍した人々が出ている。
岸和田での今の評価は分からないが、もっと顕彰されていい人物だと思っている。

高野山大学の力 | コメント(0) | トラックバック(0)
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