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飛鳥に遠足

2018年06月04日

6月4日(月)

昨日、ウセルさんとD君を連れて飛鳥に行った。前に書いたとおり、このところ御山暮らしが続いているので、休日ぐらいは気晴らしがしたい。ウセルさんも同様と思い、誘ったのである。飛鳥は、高野山から半日くらい出かけるには手頃な場所である。この10ヶ月間に京奈和道が五條よりも先に延び、飛鳥はぐんと行きやすくなっていた。

最初はやはり石舞台である。これはbang soである、と説明すると、ウセルさんの分かりは早い。巨石をどのように運搬したかの想像図も興味深げに見ていた。次は飛鳥寺。日本最古とも言われる釈尊像(飛鳥大仏)には二人も感銘を受けたようだった。お参りを終えてから、門前の売店でくず餅とヨーグルトを買って分けて食べる。お店の人が何かと親切にしてくれた。それから安倍文殊院。ここの一番の目当ては、快慶作国宝渡海文殊像であるが、阿倍仲麻呂を始めとする安倍一族を祀る金閣浮御堂で行った厄除け祈願もなかなかだった。これは全部で8枚のお札を持ち、一枚につきひとつの厄除けを念じつつ、御堂を一周する、というものである。終わって、ウセルさん、「ああ、これで厄がすっかりなくなった気がします」と言う。私はと言えば、厄落としには8枚ではとても足りないと内心思っていたから、二人の心境には随分と開きがあるのである。

最後に高松塚壁画館を見て帰途に就いた。夕食は例によって橋本の「ニューデリー」でインド料理を食べた。D君は日本に来てから日本史を勉強したそうで、車内でその知識をいくらか披露した。古墳時代など他の留学生は知ろうはずもない用語も知っている。この調子ならば、この人の留学は大丈夫そうである。入梅前の晴れの一日を楽しんだ。

ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)