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梅雨の宮島

2017年06月13日

6月10日、11日と土日を利用して、安芸の宮島に調査にでかけた。山陽新幹線と山陽本線の快速を乗り継いで、3時過ぎに宮島口に到着した。まず埠頭近くの食堂で遅い昼食を取る。フェリーに乗っている時間は10分ほどだった。ここも外国人観光客が多い。

干潮で大鳥居の下に人が群れているのが見えた。背後には弥山(みせん)をはじめとする峯々が連なる。花崗岩の島だ。

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上陸したら、まずは厳島神社の参拝である。子どもの頃に見た大河ドラマ「新平家物語」の一場面を思い出し、ようやく来ることができた満足感にひたる。

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それにしても、この大鳥居の大きさよ。明治8年に建立された8代目で、高さは16メートル超。主柱は楠の天然木。笠木と島木の中が空洞で、そこにこぶし大の石が詰め込まれており、それを含めた自重のおかげで、風濤、潮流に耐えて自立しているのだそうな。


タイトなスケジュールの合間をぬうようにしてここまでやって来たのは、ゴルドン夫人の足跡を辿るためである。明治末から大正にかけて、ゴルドン夫人は、しばしばこの島に避暑に訪れた。明治時代から宮島は、外国人の間でも景勝地として知られていた。


夫人も、最初はそういう紹介文を読んだか、人に勧められたかして、ここに来たものと思われるが、宮島訪問は夫人にとって大きな転換点となったようである。夫人はここで何を見たか。それを確かめることが今回の旅の目的であった。


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*宮島も鹿が名物である。餌付けされていない純野生の鹿だそうで、奈良の鹿のように鹿煎餅をねだったりはしない。大人しいものである。この点、奈良の鹿はおごっていると思う。


厳島神社参拝でこの日はだいたい終わり。インバウンドの皆さんをかき分けるようにしながら、とある店に入り、夕食をかねて広島の地酒をいただいた。

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*左から「雨後の月」「賀茂金秀」「ちょぼ」。T村さんにも飲ませてやりたや。

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