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横浜開港資料館

2017年04月01日

3月28日(火)、29日(水)の両日横浜・東京に出張した。

最初に訪れたのは神奈川県庁の向かいにある横浜開港資料館である。目当ては、ここに収蔵されている19世紀フランスの雑誌である。こういうものは、いくつかの大学にマイクロフィルムで所蔵されているが、現物を見ることができる場所はそうあるものではない。


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*資料館の旧館は旧英国総領事館の建物である。

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*ここは1854年3月31日に日米和親条約が締結、調印された場所でもある。中庭の玉楠(たまくす、タブ)は、当時の記録画にも描かれた由緒あるもの。


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*旧館内の壁に薩英戦争記念銘板がはり付けてあった。薩英戦争(1863年)で戦死したイギリス将兵を追悼したもので、艦毎にその名前が刻まれている。筆頭は、旗艦ユーリアラス号の艦長ジョスリング大佐である。故国から遠い極東で命を落とした人々には気の毒だが、薩摩優勢に終わったこの戦いが維新回天に繋がったことを思えば、日本人としてはむしろ薩摩兵児たちの勇戦を讃えたい。またこの時、イギリス艦隊がロケット弾で鹿児島の町を焼いたのは非難されるべき蛮行である。


この資料館の地下の閲覧室で、Le Monde illustréを調べて複写を頼んだ。他にも資料館発行の書籍を二つ買って、いずれも「当たり」だった。5時、資料館を出て、小雨の中華街で夕食を取った。それから湯島のホテルに向かった。翌日は、所用を済ませた後、神田の一誠堂で本を買って帰途についた。


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