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ルンビニー見学

2016年11月07日
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 摩耶夫人堂は、お釈迦様の誕生スポットを示すマーカーストーンとその周りの遺跡を覆うシェルターのような建物で、その側にアショーカ王が紀元前3世紀に建立した石柱が立っている。側には沐浴のための池があり、菩提樹が生えている。
 ゲートで靴を脱ぎ、石畳の上を裸足で歩く。気持ちがよい。
 案内の人に、ここからヒマラヤが見えますか、と聞くと、彼はスマホで撮った写真を見せてくれた。そこには確かにダウラギリⅠが映っていた。かつて、河口慧海を始めとして、ここを訪れた日本人たちもこの山を眺めたはずである。その時には、摩耶夫人堂は小さなマウンドの上に立つ祠(ほこら)だった。
 参拝後、ルンビニホテル笠井にチェックイン。日本人の笠井さんが経営する瀟洒なホテルである。そこで昼食を取り、ルンビニー開発委員会のレクチャーを受けた後、現場に向かった。

 ルンビニーの開発は、コア・ゾーンだけでも東西1マイル、南北3マイル、面積777ヘクタールの広大な敷地を、摩耶夫人堂を中心とする「聖なる園」と「僧院ゾーン」と「新ルンビニー村」の三ゾーンに分けて開発しようという壮大なもので、マスタープランは丹下謙三氏が立てたものである。

「僧院ゾーン」には各国の僧院が、まるで万国博覧会のパビリオンのように、おもいおもいの建築意匠で立ちならんでいる。

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*ドイツ寺。どういう縁でかは聞きそびれたが外見も中身もチベット仏教寺院である。

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*タイ寺。日本寺もあるがまだ完成していない。

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*こんな誕生仏が建立されて、話題となっていた。う~ん・・・

タイ寺の一画でお茶を頂きながらお坊さんのお話を聞いた。その後、歩いて再び摩耶夫人堂に行くと、台湾の巡礼団が沐浴池の階段に腰を下ろして夕焼けに向かってお経を唱えており、その側の菩提樹の木陰ではスリランカの巡礼団がネパール僧の説法に耳を傾けていた。
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ホテルでの夕食は関係者が一堂に会しての晩餐会であった。
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