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文殊菩薩と能海上師生誕130周年国際学術シンポジウム

2016年09月12日
8月26日
 午前8時過ぎから、ホテルの大ホールで盛大な開会式が行われ、シンポジウムが開幕した。早めに行くと、外国からの招待者は最前列の席である。写真をばちばち撮られるので、大人しく座っていた。

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*壇上には巨大なスクリーンが設置されている。

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 日本人ではただ一人、静先生が「発言嘉賓」として壇上に座られた。先生の発言は、密教僧として範を垂れるものであった。しめくくりの言葉は、

   え~、師匠から弟子に受け継いでいないものは密教ではありません。

 まさに獅子吼といってよい。これが聴衆の胸にどれだけ響いたかは分からないけれど。

 午前中は式典で終わり、昼食をはさんで、午後2時から分科会が行われた。私の発表「文殊菩薩と金剛陪囉嚩尊」は、分科会第1組であった。発表時間は5分しかなく、これをW先生が通訳してくれた。

 実は、自分の発表が終わったら分科会を脱けだして、西安から来た車で菩薩頂に行こうと目論み、Cさんに段取りを頼んでいた。ここまで来て菩薩頂を参拝しないわけにはいかない。二人は、昨日から五台山巡りを楽しんでいるが、3時頃には待機するという。ところが、分科会は、発表者の机をロ形に並べて、お互いににらめっこするような形になっている。ここから一人だけ出て行くのはあまりにも失礼である、ということで、菩薩頂はなくなく諦めた。また来い、ということだろう。

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*五台山のイメージキャラクター(?)智慧君。慈悲君もいる。

 4時、分科会が終了した後、関空で買っておいたお菓子を渡し、二人には西安に帰ってもらった。もしも私が、これから菩薩頂に行ってくれ、と言えば、二人は快く行ってくれたと思うが、往復すれば参拝の時間も含めて2時間はかかる。それでは西安に帰り着くのが真夜中なってしまう。安全第一である。

 夕飯は、J先生とこのホテルのオーナー氏のご厚意で、静先生をメインにした会食になった。
 



 
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