09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

剣川に到着

2016年08月30日
8月18日 午前6時、いつも通り、泉ヶ丘からリムジンバスで関空に向かう。

上海で浦東空港から虹橋空港に移動。その間に、関西組と関東組が合流し、日本からの参加者9人が揃う。虹橋からの直行便で麗江に着いたのは18日の夕方だった。
雲南はプーアル茶(普洱茶)の原産地である。大理、麗江の辺りは、最近、茶馬古道として売り出している。そういう観光地だからか、思っていたよりも、ずっと開けた感じの土地である。出迎えのバスで、高速道路を、学会が開かれる剣川に向かう途中、わきに座ったCさんがこういう。

「先生、麗江は情事の町として中国では有名ですよ」
「ジョージ?・・・・えっ、情事?」
「はい、それでとっても有名なんです」

色恋、と理解してよさそうである。なにか享楽的な雰囲気でもあるのだろうか。その晩から剣川に4泊、そのあと麗江に1泊したが、もちろん私は「情事」を探しになんぞ行きません。

空港から剣川までは小一時間かかった。ここも、出発前地図を眺めていた段階では、どんなところか想像もつかなかったが、行ってみると結構な町で、泊まったホテルはとても立派だった。

玄関で呂建福先生をはじめとする皆さんの熱烈な歓迎を受けた。学会開催に多少でも経験があれば分かる。ここまでこぎつけるのにどんなに大きな努力とさまざまな配慮が必要だったかを。こういう大々的な国際学術検討会を3年に一度開いている呂先生の密教研究にかける情熱とすぐれた手腕とに畏敬の念を覚えながら、ありがたく百合の花束を受けとった。それを部屋の花瓶にさしておいたら、私がいる間に次々に花開き、芳香で気持ちを和ませてくれた。
フィールドワークの記録