人に会った1日
昨日、5月30日(月)は、人に会うためにあったような1日だった。
午後3時、H大学の事務局の人たちが来学して、7月の授業の打合せがあった。30人の募集に対して250人の応募があったという。早々と、来年もまたお願いしたい、というお話をいただく。
4時半過ぎ、インドの観光業の視察団が来学。和歌山県の招きで来県したもので、県の努力がいろいろな形で実を結びつつあることが実感された。東京ー箱根・富士山ー京都ー大阪のゴールデンルートだけが日本観光ではない。しかも、昨年9月の銅像除幕式以来、高野山にはインド人観光客が目指すべき目標ができている。
6時、高野山チベット・ハウスにお呼ばれして、トゥクパ(チベットのうどん、のようなもの)をいただいた。
*たっぷりの野菜と鶏肉が入っている。なかなかの味だった。彼らはD院でも時々腕を振るって奥さんたちを驚かせたらしい。
食後、ふたりといっしょに、テンジン・チューギャルのコンサートを聴きに清巌寺にでかけた。ずいぶん人が集まっていた。テンジンはオーストラリアを中心に活動しているチベット人ミュージシャンだ。
ダムニエンを弾きながら10曲ほど熱唱してくれた。
強大な帝国もいつかは滅びる。だが俺たちは生き続ける。この大地そのもののように。
こんなメッセージが伝わってくるように感じた。
帰り道が気持ちよかった。