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終わりよければ…

2016年04月24日

たしか4月18日(月)に開かれた最後の打ち合わせの席だったと思う。私は言った。


「明日からは毎日がハプニングの連続だと思ってください」


だがそれは甘かった。その日の夕方さっそく第1弾がきた。これからオーランガバードを出発する旨のメールに「東京のホテルについてはよろしく頼む」とある。え、まだ予約していないの?22日からのことである。「もしまだ予約していないならば、予算を知らせてほしい」と返信した後、急いで関係者に連絡し、ホテルを押さえにかかる。何しろ最近はインバウンド景気のおかげで東京、京都、大阪などはホテルがひどく取りにくい。しかもツインで3連泊である。それでも、JR品川駅のそばに何とか確保できた。


夜、追加の連絡が入る。「これから飛行機に乗りますが、東京のホテルの予算は●●ドルまでです」

あちゃー、予算をかなりオーバーしている。あわてて取り直したが、必然的にと言おうか、ちょっとだけ不便な場所となった。彼らがすんなりたどり着けるとはとても思えない。ただちに東京のS氏に連絡し、22日に品川駅までの出迎えを頼む。同じインド人で、しかも主義主張を同じくしているのだから、何とか協力してくれるだろう。


4月19日(火)

10時過ぎ、事務スタッフのAさん、Tさんと一緒に関空に出迎えに出発。関空の北出口にはすでに和歌山県のスタッフが待っていた。同じ飛行機でくるマハーラーシュトラ州観光大臣を出迎えるためだ。彼らをのせたエアインディア機は予定より数分早く着陸した。当然、要人の方が早く出てくる。しかし、ラグレイ教授夫妻もそんなには待たせなかった。エアインディアのT部長が何かと配慮してくれた。


去年の9月以来、高野山大学はインド・マハーラーシュトラ州オーランガバードにあるマラサワダ大学と協力関係にある。その一環として今回企画されたのが、しかるべき専門家を招いての講演会の開催であった。これに応じて派遣されたのが、観光学科長のラグレイ教授と同じく観光学科助教授のマドゥリ夫人である。

挨拶の名刺交換のあと、両替・モバイルフォーンの借用手続きを済ませた。「お腹は?」と聞くと、1時間前にたべたばかりとのこと。でも私たちは減っている。3階のレストラン街に案内し、彼らがコーヒーを飲んでいる間にランチをすませる。そうしているうちに2時半近くになったので、急いで高野山に向けて出発した。


高野山についてみると、教授たちを乗せた公用車はすでにD院に到着している。安心して大学に戻り、さあ出迎えだというところに、Tさんから電話が入る。「この部屋はだめいうてはります」

以後の騒ぎについては詳述を控えるが、去年の開創1200年から高野山は参拝・観光客、特に外国からのお客さんが増え、春の観光シーズンが重なって、宿坊の部屋が極端に取りにくくなっているところにこれである。一瞬ぞ~としたが、いろいろ連絡して、奇跡的に宿替えができた。


そこに教授夫妻が到着。学長との会談、通訳を頼んだドラさんとの打ち合わせの後、Aさんが車で送って、この日のスケジュールは「概ね無事に」終了した。

















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