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讃岐の路

2016年02月23日
20日土曜日は梅田グランフロント大阪北館にあるナレッジ・キャピタルで、フジキン小川修平記念講座講演会。密教文化研究所の主催なので最初から最後まで出席。21日日曜日は京大で研究会。午前10時半から午後5時まで。週末に一日も休めないのはきつい。

2月16日(火)
笈摺姿にも多少慣れて、気持ちが楽になってきた。この日は讃岐の路である。
朝風呂に入って身心を浄め、朝食の後出発。高速道路で香川県に入り、まず目指したのは雲辺寺である。標高900メートルの山上まで麓からロープウェイに乗る。着いてみると、雪が、場所によっては10センチ近く積もっている。風もあってその寒いこと寒いこと。本堂、大師堂と廻っているうちに指先の感覚がなくなるほどであった。だから、1時間半ほど後に麓に戻った時には心底ほっとしたが、同行の2人は、終始、「功徳がある」と喜んでいた。さすがである。

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*雲辺寺の「おたのみなす」。この穴をくぐって、あのなすに腰掛けると願いが叶うらしい。

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*大興寺門前の石地蔵。

ちなみに今年は閏年で、逆打ちという逆回りの遍路が許されている。逆打ちは功徳が何倍かになるらしい。今はお遍路さんが少ない時期だが、それでも札所にいると団体がぼちぼちやってくる。

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*霊山として知られる弥谷寺。石段が長く、途中に磨崖仏が見られる。弘法大師が7歳の時学問したという洞窟を中心とした霊地だ。落石で閉鎖されていたが、S田さんが話を付けてくれたので、拝むことができた。

ロープウェイの駅の近くのお店で名物讃岐うどんを食べた後、大興寺、弥谷寺、曼荼羅寺、出釈迦寺、善通寺と回った。この辺り、八十八箇所霊場の密度が高い。讃岐は何と言っても弘法大師の故郷で、札所毎にさまざまな霊験譚が伝えられている。善通寺を参拝して今日は打ち止め。駐車場に戻ったら、みぞれが降ってきた。「功徳がある」ねえ~。

この日の宿は琴平の琴参閣という大きな旅館であった。

フィールドワークの記録