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湿度74パーセント

2015年08月14日
お盆は静かで邪魔が入らない。来月はイベント続きで大忙しになるので、今がかきいれどきだ。

7月1日に同じ建物の2階から1階に引っ越した。もっと正確に言うと、7月1日から引っ越しを始め、働きアリのように少しずつ荷物を運んで、つい三日ほど前に完了した。

新しい部屋は、湿度が高い。天気にもよるが、何もしないでいると、すぐに70パーセントを超える。机の上に置いた紙がしばらくするとしっとりした手触りになる。これでは本がたまらない。除湿機を回しっぱなしにして、やっと62パーセント程度まで下げている。

高野山は標高が高い割に湿気が強い。それが鬱蒼とした林、苔むした参道など、独特の趣のある景観を作りだしているのだが、実際生活するとなると、ちょっと気をつけなければならない点もあるのである。これがあと数十メートル高ければ、状況はかなり違っていただろう。実際、1階より2階、2階より3階が乾いているのが、肌で感じられる。そういう微妙なところに、この御山は位置しているのである。その割には、紙の文書が大量に残ったのはどういう工夫によるものだろう。これはひとつ、研究してみる価値がありそうだ。
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*壇場伽藍西塔奥の檜の切り株。切られて中門の柱の一本になった(07/08のブログを参照のこと)。樹齢は374年だという。ということは、江戸時代前期の寛永年間の誕生だ。その頃から、いつかは切って使うこともあろうと、枝打ちなどもして大切に育てられてきたのだろう。気の遠くなるような話だが、これが高野山だ。
ある大学教員の日常茶飯