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高野山大学公開講座 in 秋葉原

2014年12月08日
12月6日(土)
午後1時から東京秋葉原の秋葉原コンベンションホールで開かれた「高野山大学公開講座 永田良一寄付講座 密教特別講演」で司会を務めた。講演は次の三先生。
池口恵観「密教の呪術―実践と応用―」
永田良一「高野山大学大学院通信教育を修了して」
保坂 隆「高野山大学大学院通信教育を学んで」

池口先生については説明を要しないだろう。90分間熱弁を振るわれ、聴いているこちらも元気が湧いてくる気がした。
永田先生は新日本科学代表取締役社長、保坂先生は聖路加国際病院精神腫瘍科部長。お二人とも高野山大学大学院通信教育課程を修了された密教学修士であり、そういう角度からお話をしていただいた。

この日は東陽町のホテルに泊まった。翌日のスケジュールを考えれば、上野か浅草が好都合だったのだが、前日になって漸く予約を入れる不手際で、ここ位しか空いていなかったのだ。東陽町駅前の居酒屋で夕食を兼ねて一杯やってからチェックインした。

翌日の午前中は小岩のS寺に伺い、T先生の資料を見せてもらう。T先生のお嬢様とご住職がとても優しく迎えて下さった。11時半頃、退散しようとしたら、「お昼用意してありますから」。恐縮の限りであった。毎度同じようなことばかり言っているが、「このご恩はご報告で返させて頂きます」。
お寺を辞し、京成小岩から電車に乗って郵政博物館のある押上に向かったが、途中で乗り換えを忘れて上野に着いてしまった。そこで今日は上野で過ごすことに覚悟を決める。目指すは東博の「日本国宝展」だが、この展覧会は今日が最終日である。昼過ぎにのこのこ行ったら大変な目に遭うだろう。今日は午後8時までやるという情報を得ていたから、急がないことにした。

まず不忍池の弁天様にお参りをしてから、ゆっくり東博方面に向かう。喫茶店に入りたかったが、どこも満員で行列ができている。しかたなく、まず東博入口横の休憩室で時間をつぶす。それからチケットを買って構内に入り、本館と東洋館の常設展を時間をかけて見て回った。その頃、国宝展が開かれている平成館は入場制限のため30分待たないと中にも入れない状況が続いていた。だが、本館と東洋館はほどよく空いていて実に快適であった。驚いたのは、特定の展示物を除いて、フラッシュを使わないことを条件に写真撮影がOKになっていたことである。これはいいことだ。これが全国の博物館に広まってゆくことを望みたい。

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*黄昏時の東博

上の写真のような時刻になってから東洋館を出て、平成館に行ったら、さすがに入場制限は解除されていた。音声ガイドを借り、竹下景子さんの声に導かれながら名品の数々を見て回った。ちょっと前までは音声ガイドなどには目もくれなかったが、最近はこういうのも悪くないと思うようになった。「いらち」の私も、少なくともナレーションが終わるまでは、その作品を見ていることになるからである。

朝から歩き回って大分足腰がくたびれていたので、適当に回ったあと図録を買って切り上げた。上野駅に行く途中、これから東博に向かう人々と随分すれ違った。そう、君たち、今から行くのが正解ですぞ。
ある大学教員の日常茶飯
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