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善連法彦の『土耳其行紀事』

2014年10月15日
台風一過晴天とはならず、昨日今日やけに寒い。

14日の夜明け前に原稿がだいたいできた。それから改めて投稿規定を読み直したら、横書きは読点の代わりにコンマを使え、原稿は2段組にせよ、紙媒体を投稿票と一緒に郵送せよ、英語のデータを付けろ、など結構細かい。こういうのは投稿には付きものだが、身心の疲れがピークに達していたため、のろのろ対処していたら、完全に夜が明けた。

私はまず徹夜はしない。お勉強はマラソンのようなものだから、ペースが大事で、急に全力で走ったりすると後が恐いのである。しかし、今回は止むを得ない事態であった。

でもこれくらいやると見えてくるものがあるのも確かなことだ。

今回扱ったのは、善連法彦(よしつら・ほうげん)が残した『土耳其(トルコ)行紀事』という手記である。善連は明治26年に28歳の若さで世を去っている。彼よりも2倍以上も生きて、退嬰的な生活をしている私は、せめて彼の思いを広く伝える仕事をしたいと思っている。

この手記を読むと、明治24年の1月に、前年熊野灘で遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号の生存者たちを乗せてイスタンブルに到着した「比叡」と「金剛」の乗組員たちが、トルコの人々から熱い歓迎を受けた様子がよく分かる。

タイトルの『土耳其行紀事』の英訳は、昨日の夜明けに考えて、An Account of Travels to the Ottoman Empireとしておいた。Turkeyとしないで、Ottoman Empire(オスマン帝国)としたのがこだわりです。
ある大学教員の日常茶飯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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