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カルカッタ、グレートイースタン・ホテル

2014年08月18日
先日、調べていることとの関連で、コルカタ(旧カルカッタ)のグレートイースタン・ホテルのホームページを開いた。するとこのホテル、驚いたことにリニューアルされているではないか。そんな話、う~ん、あったかもしれないが、もう10年も行っていないからねえ・・・

グレートイースタン・ホテルはコルカタでも名代の老舗ホテルだ。創業は植民地時代の1840年頃だから170年以上の歴史を誇っている。
昔は外国人が宿泊できる施設は限られていたから、その気になって調べたら、いろいろな有名人が利用しているに違いない。
第1回中央アジア・インド探検を終えた大谷光瑞が、明治36年に父光尊の死の知らせを受けたのも、このホテルだったようだ。ちなみに、明治20年にインドを旅した南條文雄が泊まったのはウェルズレイ・プレイスのスペンセス・ホテルで、これはグレートイースタンよりも古いが、すでに廃業しているらしい。場所はラージバワン(旧インド総督官邸)の近くのようだ。

私は、この街では、チョーリンギー・ストリートのオベロイ・グランドや名前は忘れたがパーク・ストリートのホテルを利用したこともあり、安宿街として知られるサダル・ストリートのゲストハウスやニューマーケットの商人宿に泊まったこともあるが、一番利用してきたのは、このグレートイースタンだ。何と言っても地の利がよく、インド博物館やアジアティック・ソサエティまで歩いて行けるのに、チョーリンギーの喧噪からは一つ離れていて落ち着いた雰囲気がある。

しかし私が利用し始めた頃には、かつて「東洋の宝石」「スエズ以東第一」と讃えられたこのホテルの栄光の時代はとうに過ぎ去っており、ガイドブックにも、中級以下になりさがっていると書かれたりしていた。私も、最後に泊まった時には、「グレートイースタンはもういい」という感想であった。しかし、リニューアルされたとあらば話は別である。

近々一度行きたいものだ。ああ、インド博物館、アジアティック・ソサエティ、マハーボーディ・ソサエティ、カルカッタ大学、調べたいことはいくらでもある!
ある大学教員の日常茶飯