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台風一過

2014年08月11日
6日から8日まで、田辺市立図書館タナベルで開催された南方熊楠研究会サマーセミナーに参加した。今後の発展を約束するような盛り上がった会であった。

8日の夕方に自宅に帰り着いたら、疲れがどっと出て、テリーを可愛がる以外には、何もする気が起きない。(この疲れの原因は、大部分が7日夜に「銀ちろ」本店で開かれた懇親会と二次会にあるのだが)。ちょうど家人が仕事で出かけていたので、冷蔵庫の中のものを適当に食べ散らして早めに寝た。
一昨日、昨日も台風情報を見ながらぐだぐだ過ごした。昨日になるとさすがに休むのに飽きてきたが、普段家では仕事はしないことにしているので、やりたくても道具も材料もない。そこで、手近にある本を読んで過ごす。
一つは、立間祥介『諸葛孔明ー三国志の英雄たちー』(岩波新書)、もう一つは、渡邊大門『黒田官兵衛ー作られた軍師像ー』(講談社現代新書)。
偶然、二つとも「軍師」ものである。『諸葛孔明』は、私たちのよく知る『三国志演義』の世界を離れて、あの辺の史実はどうなっているのか、という興味から、つい買ってしまったもの。『黒田官兵衛』を買ったのは、最近視聴率のV字回復が伝えられる大河ドラマとも無縁とは言えないが、直接的は、書店で手にとって、最終章に私が必要としていた情報が簡単に書いてあるのを見つけたからである。

土曜日には「軍師 官兵衛」の再放送を久しぶりで見た。私は大河の潜在的ファンなので、視聴率が上がるのは何となく嬉しいのだが、どうしても20年近く前の「秀吉」と比較してしまう。今回竹中さんが狭い茶室でポーンと跳ねて見せたのは、あれは、過去の自分へのオマージュかな。それとも「まだこれぐらいのことはできるんだ」かな。すぐに褌一本になるのがどうかと思っていたが、竹中秀吉を中心に出演者がみんな乗りに乗っている感じで、次回が待ち遠しかった。信長の渡哲也、光秀の村上弘明、「かあちゃん」の市原悦子、お寧の沢口靖子(堺出身)、秀長の高嶋政伸、家康の西村雅彦、忘れちゃいけないのは、足利義昭の玉置浩二。そのほかもみんなよかった気がする。

まま、これくらいにして。世間はこれからお盆休みだが、私の夏休みはこれでおしまい。

台風一過。熊楠での恩は熊楠で返さなければならぬ。
ある大学教員の日常茶飯