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フォーラム 堺学

2014年04月03日
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拙文を載せた『フォーラム 堺学』第20集(公益法人堺都市政策研究所)が届いた。題して「河口慧海を支えた人々―堺の篤志家・肥下徳十郎を中心に―」。これは、去年10月の府大Uホールでの講演録に、去年1月の堺市博物館での講演内容を加えたものである。メインはUホール講演だが、後半の内容は以前、『フォーラム 堺学』に載せたことと重複するので、代わりに博物館講演を入れたのである。博物館講演は肥下家資料の記念すべきお披露目で、自分としてもとても手応えがあったので、是非形に残したいと考えていた。

私は、以前に比べれば、ずっと丁寧に校正するようになったので、担当の齋藤さんには随分お手数をお掛けしたが、齋藤さんの的確な仕事ぶりに助けられて、気持ちよく仕事ができた。それにこの表紙は、何とまあ、清学院ではないか。清学院は、慧海の生まれた街である北旅籠町に残っていた山伏寺を堺市が修築して町屋博物館として再生したもの。明治の初めまで文字通りの寺子屋をやっていた関係で、中には小さい子供用の天神机やすり減った硯などが並べてあってなかなか楽しい。慧海も子供の頃、ここで学んだ。

それにしても、堺都市政策研究所にお世話になるのは、これで三度目である。堺に移り住んで10数年。私が、この町のために何かできるとすれば、それはやはり慧海さんを通じてのことである。だから、こうして使ってもらえるのはとてもありがたい。
研究ノート