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のほほんな日曜日

2014年03月03日
午前中、家の近くの喫茶店で『堺研究』への投稿のゲラを校正した。一段落して南図書館に行くと、高野山大学の4回生で、ここでアルバイトをしている○子さんが出てきて挨拶した。そういう話は前から聞いていたが、実際に会うのは今回が初めてである。そこで西原理恵子の本を紹介してあげた。素直な子で、早速借りていた。

ケヤキ書房(近所の本屋)に「永遠の0」のコーナーができていた。この種の本では、城山三郎の『指揮官たちの特攻』が気になっているのだが、なぜかまだ読んでいない。

百田尚樹の本では去年『黄金のバンタムを破った男』を読んだ。昔、田舎ではテレビのチャンネルが少なかったせいもあって、ボクシングの世界タイトルマッチはよく見ていた。もう見ないけれど、世界タイトル戦と聞けば、独特の感覚が今も蘇る。著者が再三強調する、世界チャンピオンが各階級に一人しかいなかった時代のことである。それにしても、「あしたのジョー」のホセ・メンドーサのモデルは、やっぱり「黄金のバンタム」ことエデル・ジョフレなのだろうか?そうだとすれば、矢吹丈のイメージの一部はファイティング原田が・・・

駅前の書店で辻原登著『許されざる者』(集英社文庫)を見つけて、思わず手に取った。むろん同名の映画とは無関係である。ジャンルが違うとはいえ、過去の有名な作品と同じタイトルをつけることは、どの程度許されるのだろうか、などと思いながらカバーの裏の説明を見てぎょっとした。

紀伊半島の熊野川河口の町、森宮。医者の槇隆光は「毒取ル先生」と呼ばれていた。ときは1903年…

森宮は「もりのみや」ではなく、「しんぐう」と読ませるんだろうね。

いったい誰がモデルでしょうか?

はい、ご名答。新宮の大石誠之助ですね。即購入した。

大石、いや槇はインドのボンベイ(現ムンバイ)大学に留学していたことがある。その帰途、カルカッタから日本人の青年が九人も乗り込んでくる。リーダーは群を抜く長身の美丈夫。みんな京都弁をしゃべっている。

はい、誰でしょうか?

答えは大谷光瑞。いや光瑞をモデルにした誰か。一瞬、知らなんだ、そんなことがあったとは!と思ったが、よく考えてみると、大石の帰国と第1次探検を終えた光瑞一行の帰国とは時期がずれていたような・・・まあ、その辺は小説のことで、はっきりとした意図があるのだろう。

先が楽しみだが、読みふけっている時間は今はない。



ある大学教員の日常茶飯