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ラーマとは俺のことかとリャマが言い

2014年02月25日
私もほんのちょっとだけ関わったある論文集が今度英訳本になる。結構なことである。

その校正のデッドラインが月曜日であった。これまでは、自分の執筆部分以外は見ていなかったのだが、それも無責任だと思い直して、仏教関係の記述を拾い読みし、何点か意見具申した。その過程で気付いたことの一つに、南米に生息する動物のラマ(リャマ)がllama,lamaの両様に綴られていることがあった。他人事ながら、これはどうしたことかと辞書を引いてみると、llama(スペイン語)がいいようだが、lamaも使えるらしい。専門外のことだから黙っていようとも考えたが、それはかえって不誠実だと思い直して業者に一報した。

ついでながら、ネットで検索すると、「llamaをlamaと書いてもいいというのは神話か?」という趣旨の英語の質問があって、それにいろいろな答えが寄せられている。その中に次のような詩(?)を引用する者があった。

The one-l lama, he's a priest
The two-l llama, he's a beast (Ogden Nash)

ちゃんと脚韻を踏んでいる。私がこんなことに拘ったのは、むろんpriestとしてのlama、つまりラマ(喇嘛)僧に常々用があるからである。
ちなみに上記の英訳本はllamaで統一されることになったので、私はチベットのlamaまでllamaにしないでよ、と念を押しておいた。

ラーマとは俺のことかとリャマが言い。

お粗末 <(_ _)>

研究ノート