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今日この頃

2013年11月04日
10月26日(土)
文句をいう前にまず観てみよう。こう思って劇場に足を運んだ。リメイク版「許されざる者」である。周知のように、オリジナルはクリント・イーストウッド監督のUnforgivenである。前にも書いたことがあるが、この映画は世界映画史上に残る作品だ。
それが明治初期の北海道に舞台を移してリメイクされた。で、観た感想は、というと…………オリジナルの偉大さを再確認した。

10月28日(月)
大学に台湾からのお客さん。台湾大学の陳光華先生と西蓮浄苑のみなさん。陳先生はわれわれもお世話になっているCBETAの関係者だ。応接室で古文献の電子化の説明を受けた。高野山は「山の正倉院」と呼ばれる古文献の宝庫だ。そのことが最近とみに海外からも注目されている。宝の持ち腐れにならないように、まずわれわれが力を付ける必要がある。

10月30日(水)
これも宝の持ち腐れにならないように、というお話。ニンマ派の化身ラマ、ニチャン・リンポチェ師が2年ぶりで来学された。2年前よりお元気そうなで安心した。応接室での談話の後、第二書庫のニンマ派文献コレクションをお見せした。といってもこの資料は、昔ニチャン先生が高野山大学に勤めておられた時に苦心して集められたものだ。最近はチベット語資料がウェブ上でどんどん公開されるようになってきた。それでも、このコレクションは価値を失っていない。これも公開に向けて舵を切らなければならない。
その後、昼食をご一緒した。先生はカリンポンにお寺を持っている。その場所はカリンポンの東部だというので、ブータンハウスの辺りですか、と言うと、まさにその近くだという。私は10数年前、ダージリンからカリンポンに行き、ブータンハウスの写真を撮ろうとして、インド軍守備隊の兵士にえらく怒られ、ほうほうの体でダージリンまで逃げ帰ったことがある。その話を一席やって、ちょっと盛り上がった。ちなみに、カリンポンの宿はシルバーオークスがお勧めだ。

11月2日(土)
高野山大学の大学祭「曼荼羅祭」の初日。センスのいいポスターを含めて、うちの学生たちもなかなかやると思った。カラオケ大会にY先生が去年のディフェンディング・チャンピオンとして出場したが、惜しくも2位となり、来年のリベンジを誓っておられた。

11月3日(日)
パナンウェラ・ニャーナーランカーラ師がスリランカから私に本を買ってきてくれたので、伊丹のスリランカ寺までもらいにいった。大型本で値段が高いので、早く引き取る必要があった。梅田から三宮行きの阪急電車に乗り、途中塚口で伊丹線に乗り換える。久しぶりの訪問である。まずは仏壇のお釈迦様に手を合わせ、ニャーナさんにパーリ語のお経を唱えてもらう。そのあと本場のセイロン紅茶をいただきながら、しばし歓談。以前から疑問に思っていたことをいくつか教えてもらった。
本は、私の予測通りコロンボのゴールロードの書店で手に入ったというけれど、日本まで持ってくるには他人に頼んだりして結構手間がかかったらしい。申し訳ないことをした。本は、デュークの学会の折にジャフィ先生がほめていた通りのすてきなもので、とても役に立ちそうだ。

日本シリーズは東北楽天の優勝で幕を閉じた。ペナントレース中に応援していた訳ではないのだけれど、ここら辺りで東北を根拠地とするチームが優勝するのは悪くない。前夜160球投げた田中の気迫が勝ちを呼び込んだか。対する巨人は何だか淡泊だった。ラジオで聞いていて、日本シリーズの頃の仙台がえらく寒かったのを想い出した。
ある大学教員の日常茶飯