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デューク学会2日目

2013年10月25日
10月5日(土)
今回の学会は、トップにいるのはジャフィさんだが、実務を取り仕切ったのはキムさんだったようだ。学外からの招聘者が20人近くだから事務量はかなりのものであったはずである。

2日ともランチにはケータリングの業者がきた。こういうやりかたをそっくり真似るわけにはゆかないが、日本でも何かやるときの参考にはなる。とにかく、熱いコーヒーをいつでも飲むことができて、その気になれば、こってりしたケーキも食べることができるというのは悪いことではない。

服装は、てっきり皆さんカジュアルと思い込んでいたら、背広ネクタイ組もいて、彼らをホテルの食堂で初めて見た時には出張に来たビジネスマンと思い込んだくらいだ。まあ、各人の趣味で何を着てもよい、ということである。

さて二日目は、午前中が星野先生を含む3人の発表とディスカッション、ランチを挟んで、ボッキング先生のキーノートスピーチ、そしてインケンさんの司会でラウンドテーブル・ディスカッションがあり、午後4時前にお開きとなった。一言でいって、おそろしく刺激的な二日間であった。

この日のディナーはホテルの食堂で開かれ、この辺の名物という豚肉のバーベキューが出された。お別れパーティーも兼ねたものであるはずだが、別に堅苦しい挨拶などは何もなく、いつのまにか始まり、いつのまにか終わる体のもので、これも私には心地よかった。

私はエイミーとカルサンの夫婦と話し込んだ。エイミーは前に書いたようにニュージーランド出身である。私が、日本とニュージーランドの間には特に何も問題はないよね、と言うと、エイミーは、「ないけど…、敢えて言えば、クジラね」という。なるほど、そういうこともある。でも鯨の利用は日本の文化だと私は答えた。
「それから原発も」
そこから話はフクシマに移ったが、これにはちょっと参った。別に何か言われたわけではなく、自分で話しているうちに、ワインの酔いも手伝って、どんどん感情が激してきた。二人がとても聞き上手で、またなぐさめ上手であったこともある。席を外して一息いれて戻ったら、エイミーがこう言った。

「さあ、これからは楽しい話をしましょう」

最後は、ハグで別れた。また必ず会いましょう、と。二人は夏場はシッキムで過ごすことも多いというから、会いに行ってもいい、と私は本気で考えている。

キムさんに挨拶して部屋に戻ったら、疲れがどっと出てすぐに寝入った。
フィールドワークの記録