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ペーパーワークの日

2013年10月07日
10月3日(木)
とにかく分からなかったのが、租税条約がらみの書類である。7月の終わりにフォームを送られたが何がなんだかさっぱり分からないので、ほったらかしにしていた。直前になってこれでいいのかと心配になり、ドラさんにも相談したが、結局何の手も打たないままアメリカに来たのであった。この日、そのための手続きがあった。分かったのは、別に何の手も打たなくて正解だったということである。

朝の食卓で、ハイデルベルク大学のインケン・プロール先生やアイルランドのポーク大学のブライアン・ボッキング先生、国学院大学の星野靖二先生に会った。この学会に招待された日本人は3人。あとの一人は舞鶴高専の吉永進一先生である。午前中はゆっくり部屋ですごし、午後からキム先生の運転する車で手続きに向かった。

そこはタバコの葉の積み出し工場の広大な跡地を大学が買い取り、廃墟になっていた赤レンガの重厚な建物群を外観はそのままに、中身を改造して再生させたものであった。

書類書き(ペーパーワーク)は、事務職員が二人も立ち会い指導してくれたが、それでも相当大変な仕事であった。
日本にいてこれをやろうとしても土台無理な話だったのである。ともかく、これで私もITINというアメリカ政府が発行するナンバーを持つことになる。

終わってからしばらくデュークのウェストキャンパス内を散策し、デューク大学チャペルなどを見て回った。

ディナーは藤という日本料理のようなタイ料理の店で開かれ、ほとんどの出席者が参加した。去年人文研での私の講演会に来てくれたクイックさんもその一人で、彼は今ジャフィ先生の下で院生をやっている。カルサンとエイミーの夫婦に出会ったことも私にとっては大きなことだった。カルサンは西シッキム出身のブティア(チベット系民族)、エイミーはニュージーランド出身のチベット学者である。
私がシッキムについて知っていることを並べると、カルサンはとても喜んでくれた。これがきっかけで、二人とは会期中いろいろな話をして友情を深めた。
さらに、ニューヨーク大学のフランチェスカ・タロッコ先生。フランチェスカさんは、SOASのルチア・ドルチェ先生の友だちで、ルチアさんが3月に私たちの招待で人文研に来たことも知っていた。あごを突き出すようにして、ぐいぐい押してくる姿勢はなかなか迫力がある。

夕食後、日本人3人だけで近くのホールフーズというスーパーに寄り、ホテルまで夜道を歩いて帰った。スーパーは品揃えがとても豊かでにぎわっていた。私はお土産にこのスーパーのロゴ入りのトートバッグを買った。
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*月末にハロウィンを控えて大きなカボチャが店先に山積みになっていた。3個12ドルなり。
フィールドワークの記録