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本屋さんで

2020年07月01日
7月1日(水)
今日から7月。まだ7月だ。がんばろう。
日曜日、泉ヶ丘の紀伊国屋書店に行く。文庫本の棚を物色。司馬遼太郎と松本清張は相変わらず安定した人気を保っているようだ。司馬遼太郎は、最近また『燃えよ剣』と『峠』が映画化された。司馬作品は本来歴史ものだから古びようがないが、清張の場合は、時代相に密着した作品が多いので、時間が経てば段々読まれなくなると思いきや、どうして、どうして、開局○○周年記念特別番組などという時には、ここぞとばかりに清張作品が取り上げられる。おそらくテレビ局の偉いさんが企画会議の席で、「あー、記念番組は、君、大型推理サスペンスドラマで行こうじゃないか。そうなれば、あれだ、あれ、清張だ。うん、清張で決まりだ」などとのたまうのではないかと想像する。

それはどうでもいいとして、私が選びだしたのは、塩野七生著『コンスタンティノープルの陥落』(新潮文庫)と鈴木董著『オスマン帝国の解体』(講談社学術文庫)の二冊である。前者は楽しみのため、後者は勉強のために買ったのだが、前者はまだ面白さが分からない。この著者にはローマ人の物語シリーズを始め魅惑的なタイトルの本がずらりと揃っているのだが、今日の今日まで1冊も買ったことがなかったのは、自分には合いそうにないという予感があったからかもしれない。まあ、急ぐことはないので、ゆっくり読んでみよう。

ついでに言うと、私は、いつか誰かが『樅ノ木は残った』を映画化してくれるのを待っている。原作の愛好者は映画には失望するものであるが、私は、原作に惚れ込んだ才能が、渾身の力で、自らの解釈を映像化したものを見てみたいと思っている。
ある大学教員の日常茶飯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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