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デリーのタクシー

2017年03月25日

3月16日(木)

AI315がデリーのインディラ・ガンディー国際空港に降り立ったのは午後9時過ぎであった。香港での1時間の待ち時間を含めて11時間以上の長旅であった。入国審査、預け入れ荷物の受け取り、税関と型通りすませた後は、まず両替である。為替レートは1インドルピーが1.7円ほどであるはずだが、手数料などが引かれ、1万円が5000ルピーにしかならなかった。しかも空港では1万円しか替えることができなかった。

続いてプリペイドタクシーである。「地球の歩き方」は、この空港のプリペイドタクシーはトラブルが多いので、むしろメータータクシーを勧めているが、つい一番近くにあったプリペイドタクシーの窓口に行ってしまう。Rさんの指定したYMCAツーリストホステルまで400ルピーという。実に安い。ところが、乗り込むと、ドライバーが2分待てという。大人しく待っていると、インド人の家族が大荷物と一緒に乗り込んできた。私には何の断りもない。これも小さいがトラブルといえばトラブルである。こういう場合、ガイドブックは毅然とした態度を勧めているが、すでに発車した後。まあ、ホテルに無事に着けばいいさ。


デリーのタクシー料金は割安である。ただし、それはドライバーが相場に従った場合にかぎられる。そこで、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらい、料金も予め聞いておくのがよい。また黄色い屋根を付けた3輪のオートリクシャーがいくらでも走っているが、私は自分からは使わないようにしている。事故が怖いし(よくひっくり返るらしい)、料金を巡ってドライバーと口論するのも嫌だからである。もう一つ気づいたのは、タクシードライバーの中に意外とデリーの街を知らない人がいることである。そのため彼らは、同業者に直接、あるいはケータイでしょっちゅう道を聞いている。これはタクシードライバーが、地方からデリーに出てきたばかりの人にも就きやすい職業であるからのようである。その分実入りは少なかろう。

コンノートプレイスからカイラーシュコロニーまで乗ったのが、ちょうどそんなドライバーで、パンジャーブ州のチャンディーガル郊外の村から出てきたと言っていた。理由は、「村には何の仕事もなくてよ」。この男、やれ「茶を買わないか」とか、やれ「明日、タージマハルまで行かないか」とか煩かった。すべて断ったが、彼も生きるのに必死なのである。


10時半を回った頃、YMCAに着いた。フロントにサムッタン・ファンデーションのゲストだと言うと、すぐに部屋に案内してくれた。シャワーを浴びて、11時過ぎに寝た。


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*コンノートプレイスで。

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