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先生、カッコイイ

2015年12月18日
二人のゲシェーといっしょに中国人留学生のチョウさんも私の日本語を受けている。
今朝教室につかっている研究所の会議室に入っていったら、早く来ていたチョウさんが一言、
「先生、カッコイイですね」
「は?」
「カッコイイ」
カッコイイも何も、着古したジャケットを引っかけて来ただけである。でも、普段はもっとラフだ。
それでぴんと来た。チョウさんはこれまでにも何度か私を見て、「カッコイイ」と言ってくれたことがある。それは何かのために正装した時であった。若い女性に「カッコイイ」と言われれば、そりゃあ、「満更でもありません」。
しかし、今日で分かったのは、チョウさんが「カッコイイ」という言葉を服装がきちんとしているの意味に使っているということであった。何や。

ゲシェーたちは、こちらが特に指示していないのに、毎回日本語で作文してくるので、授業が終わった後でそれを添削してやるのが習わしになった。もちろんそれは、使える表現がまだ限られているので、たどたどしいものだが、それはそれで立派ではないか。
今日ウセルさんが見せてくれた作文の中に次のような文があった。
「おくやまさんは しんせつですね」
そりゃ、そーだよな。週に五回、プライムタイムである午前中を日本語の授業に当てているのだから、と照れながら、これも「満更でもない」と思う私であった。
ある大学教員の日常茶飯

梵音舎で

2015年12月13日
12月13日(日)
普通ならば堺で休んでいるところだが、どうしてもやらなければならない仕事があって御山にいる。2時頃、梵音舎にランチを食べにいったら、さっきゲシェーたちが食べていったという。たまたま立ち寄って、ヒンディー語で話が通じたので親近感を持つようになったらしい。こういうところ、健さんの人間力はすばらしい。

ゲシェーたち、つまりうちで預かっている二人のラマたちも人間である。慣れない異国で支えになるのは同僚と友だち、そしておいしいご飯だ。これからもよろしく御願いしますと頼んでおいた。ついでに言うと、K田君もその場にいたらしい。どうです、次はチベット投入では。
ある大学教員の日常茶飯

河口慧海と赤倉温泉

2015年12月10日
12月8日(火) 一日人間ドックに入った。結果はまずまずである。上がっている数値もあるが、すぐにどうこうというものではない。健康で新年が迎えられそうだ。

拙文「妙高・赤倉仏教紀行(下) 河口慧海と赤倉温泉」を載せた『大法輪』1月号が刊行された。(上)は間島與喜のことを書き、(下)は慧海と赤倉温泉との関わりをまとめた。北村さんからすぐに電話がきた。喜んでもらえて何よりである。

ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道に新幹線方式が採用される見通しになった。そういえば、9月にファドナヴィス・マハーラーシュトラ州首相が来日した際も、高野山でのセレモニーの後、東京に行くのに新大阪から新幹線を使っている。ムンバイはマハーラーシュトラ州の州都だから、ファドナヴィス首相はまさに地元の首長であるわけで、こうした関係者の努力がめでたく実を結ぶことになりそうだ。

チベット僧二人が御山に来て一月が経った。最近は大分日本語が上達した気がする。ごほうびに、再来週、大阪に1泊旅行を計画している。
研究ノート

新春吉例「十二支考」輪読 猴に関する民俗と伝説 企画展

2015年12月03日
今週の土曜日から南方熊楠顕彰館でタイトルのような企画展が始まる。その準備のため日曜日の夜から1泊で田辺に行ってきた。関係者で申年生まれは私しかいないので、手が足りない。そこを配慮してM居先生が同僚のS木先生をスカウトして下さった。S木先生は申年生まれではなく、サル学者として参加である。実はこれ、二三年前から意識していたのだが、例によって時間がなく、できたのは、サルの写真をいくらか集めることだけだった。
1月10日には顕彰館で講演会がある。

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*ダラムサラのナムギェル僧院の中に貼ってあった三猿。これを見ても分かるように、三猿は日本だけのものではない。外国ではどうやってサルとざるの語呂を合わせるのだろう?ご心配なく。そういう語呂合わせはしないのである。
フィールドワークの記録
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