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ご連絡

2015年11月25日
わが家の愛犬奥山テリーは、かねて病気療養中のところ、去る11月22日(日)午後9時頃、堺市の自宅で永眠いたしました。15歳4ヵ月でした。葬儀は、翌23日、堺市内の動物霊園にて近親者のみで済ませました。

生前のご厚誼に心より感謝申し上げます。

 ひとなつこく、おとなしい子で、家族みんなの心の癒しでした。テリーよ、ありがとう。安らかに眠れ。
ご連絡

日本仏教界の恩人・間島與喜

2015年11月14日
『大法輪』12月号に拙文「〈妙高・赤倉仏教紀行(上)〉日本仏教界の恩人・間島與喜(まじまともよし)」が載った。
8月の赤倉温泉行を短く紀行文風にまとめたもので、上下二回の連載である。(上)は妙高市水上地区吉木出身の間島與喜をテーマにしている。一ヵ月後に活字になる予定の(下)は、河口慧海と赤倉温泉のゆかりがテーマだ。

間島については、このブログで過去にいくらか言及しているが、日清・日露の両戦争をはさんで13年間も三井物産ボンベイ支店長を務めた。その間にインドを訪れた多くの日本人が間島の世話になっている。仏教界に限っても、大宮孝潤、河口慧海、大谷探検隊インド調査隊、清水黙爾など枚挙に暇がない。私は、間島を近代日本仏教界の恩人の一人と思っている。

私はかなり長い間この人物に興味を持ち、調べてきた。それがこの夏の赤倉行と先月の補足調査によって一気に形になりつつある。何といっても、妙高市で間島の親族の方々に会い、間島が生まれ育った村を見、残した記録を閲覧できたことが大きい。これ以上のことについては、とりあえず、『大法輪』を見てもらいたい。

(追記) さっき北村哲朗さんから電話があった。8月に私たちを赤倉温泉まで案内してくださった人である。一昨日送った『大法輪』をお読みになったとのこと。ともに喜んでくれる人がいることが何よりうれしい。
研究ノート

チベットのお坊さんたちに日本語を教える

2015年11月12日
月曜日から毎日、原則9時から1時間半ずつ、チベットのお坊さんたちに日本語を教えている。やってできないことはないものである。きょうび、日本語教育にはよい教材がたくさんある。だが何と言っても大切なのは熱意で、彼らはこれがすごい。こちらは少々疲れるが、やりがいはある。
今日で4日目、ひらがなの清音が終わった。時間が余ったので、数詞をやったら、1から10まで一度で完璧に覚えた。音が近いものが多いので覚えやすいのだが、それにしても早い。数字はすぐにでも必要だから、基本を覚えたら、次には実用的な言い回しを教える。「これはいくらですか」「400円です」という具合。

ひらがなをやる合間に、退屈しないように、簡単な単語を入れていった。
た行くらいまでやると大分単語が作れるようになる。例えば、
「はい、これは何でしょう」
「・・・つ・・・つレー」
「ラッ、レー。じゃあ、これは」
「き!」
「よろしい!では「つ」と「き」で、「つき」、はい」
「つき、つき」
「つきはチベット語でダワです」
「おお!ダワ! つき、ダワ」
喜んでメモしている。
こういうのは無論身近なものにかぎるのである。こうして、「いぬ」「ねこ」「はな」「やま」「き(木)」「あか」「あお」「あさ」「ひる」「ゆう」「よる」「ほし」「ひ(火、日)」「め(目)」「みみ」「もも(桃)」など使える単語をふやしてゆく。

昨日の午後、町に連れて行って財布を買わせた。もちろん、その場に連れて行くだけで、買うのは本人たちである。これも勉強である。その後、大学に戻ると思いきや、○○院に帰るという。理由は、「タンモドゥ(寒い)」
朝には「テリン・ナムシー・ヤポドゥ」(今日は天気がいいですね)と喜んでいたのに。
彼らは南インドで生活していたから、防寒具の準備ができていない。これからそういうことも考えてやらなければならない。
フィールドワークの記録

大西保さんを偲ぶ会

2015年11月09日
8日(日)
雨の日曜日、1時半から堺桜之町の櫻館で、1周忌に合わせて「大西保さんを偲ぶ会」が開かれた。

櫻館は「ろおじ」のS賀さんが江戸時代以来の町屋を直して、文化事業に使おうというもの。そのS賀さんの厚意で、櫻館のお披露目行事の一つとして「偲ぶ会」が実現し、この1年の胸のつかえが多少下りた。参加は地元の人優先となったが、高山龍三先生や大西さんの後輩のN村さんも来て下さった。

私は「河口慧海ルート探索者としての大西保」と題して話をさせてもらった。
ちょっとしたハプニングもあったが、和気藹々とした雰囲気の中ではこれも一興であった。

大西さんは照れ屋なので、「そんなアホなことせんでいい」とか何とか言いながら、喜んではくれただろう。
ある大学教員の日常茶飯

日本密教学会

2015年11月02日
昨日、大学のオープンキャンパスで体験授業を二回やったら腰が痛くなった。

無理もない。一昨日、東京港区愛宕の真福寺で開かれた日本密教学会で発表したばかりである。この学術大会は金土の二日間開かれたのだが、準備が間に合わないので1日目は懇親会もパスして夜遅く水道橋のホテルに投宿した。発表はなんとかこなしたが、終わってからガタッと疲れが出た。

帰路、梅田の電気店に買い物に寄り、ハロウィンのバカ騒ぎにもまれて余計疲れた。

という訳で、今日は完全オフである。どこへも出かけないことにして、テレビばかり見て過ごす。まずは「映像の世紀」を2本。これは最近放映されたデジタルリマスター版の録画。このシリーズを私は愛好している。最近その新シリーズが始まり、昨夜はその第1回を見た。T.E.ロレンスなどを登場させて盛り上げようとしているのは分かったが、私の経験からいうと、新シリーズで元より面白かったものはない。気を入れて見たわけではないが、印象を言うと、映像の加工が過ぎている。デジタルだとこんなこともできるのです、などという段階はとうに終わっているでしょう。実写というものは、それだけで説得力も迫力も十分なのだから、変にいじらないでもらいたい。

それにしても、アレック・ギネスのファイサルは本物によく似ている。時間ができたら、ロレンスの『智慧の七柱』を通しで読んでみたいものだ。
ある大学教員の日常茶飯
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