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H先生が御山にくる

2015年05月29日
5月29日(金)
よく晴れて清々しい夕方。昼が長い季節のこんな夕方は、本当に気分がいい。と言いたいところだが、ゴールは見えているのに、なかなかそこに着くことができないもどかしさを抱えながら机に向かっている。

一昨日、H先生、N西先生らが高野山に来られた。K田君も加わり、夕方のまだ明るいうちから、Mでせっせとビールを飲む。

楽しいひとときだったが、飲み過ぎたのか、翌日、とんでもなく早く眼が醒めてしまった。しかたがないので、真っ暗な中、研究室に出てパソコンに向かう。残留アルコールと眠気で能率は最悪だったが、それでも少しは仕事が進んだので、気分は悪くなかった。

来月、H先生主催の研究会が京大である。楽しみにはしているが、どれだけ準備ができるかは、今の仕事と次の仕事と次の次の仕事がどうなるかに掛かっている。ふう。
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庄内ワッパ事件など

2015年05月24日
5月24日(日)
昨日、到来物の薄皮饅頭を持ってJ子さんを訪ね、11月に計画されているタイフーン一周忌の会について話をした。多少面倒に思っている様子だったので、決して大袈裟なものではない、と説明しておいた。S賀さんが桜之町の町屋を直している。そのこけら落としを兼ねて計画していることだ。
この町屋、一度見せてもらったことがある。かなりの荒れようで、直して使えるようにするにはずいぶん手間がかかる感じであったが、つぶして駐車場などにすることを考えたら、どんなに素敵な事業だろう。堺の旧市街地は、昭和20年の空襲で中心部が灰燼に帰した。堺の伝統的な町屋が残っているのは、この七町界隈と南の端っこぐらいなものだろう。

泉ヶ丘の改札口を出たところにドトールができたので、土日はよく利用している。今日の午前中も散歩がてら行って、読みさしの吉村昭の『落日の宴』上巻を読んできた。この場所は前から喫茶店だったのであるが、分煙していなかったので、私には入ることができなかったのだ。

マサアキさんから本を送ってきた。今年で定年退職する記念に卒論を基に書いた、形見と思って大事にしてくれたらうれしい、とのこと。庄内で起こったワッパ事件をテーマにした卒論は何かの雑誌で一度活字になっている。それを私は八木山の松風寮のマサアキさんの部屋で見せてもらったことがある。もう35年も前のことだ。これからじっくり読ませてもらうことにする。

 佐藤昌明『庄内ワッパ事件』歴史春秋社

50日間にわたった開創法会も5月21日(先週木曜日)の結願法要で幕を閉じた。最後ぐらいはと思って、9時前に奥之院に行った。あと一時間もすれば宮様ご夫妻がいらっしゃると聞いたが、所用のため大学に戻った。

ある大学教員の日常茶飯

緊急告知 アンベードカル博士銅像除幕式延期

2015年05月08日
5月14日(木)午後に予定されていたアンベードカル博士銅像除幕式が延期になりました。

参列を予定されていた方には真に申し訳ありませんが、当日のイベントはすべて延期になりましたので、ご注意ください。

この銅像を高野山に寄贈してくれたインド・マハーラーシュトラ州政府の事情によるものです。何卒ご了解のほど、お願い致します。

これは中止ではなく、延期ですので、そう遠くないうちに再び予定をお知らせできると思います。
高野山大学の力

高野山大学・種智院大学合同法会

2015年05月07日
5月6日(水)
午後2時から金堂で高野山大学・種智院大学合同慶讃法会が厳修された。
この法会は、種智院大学の申込を高野山大学が受けて実現した。終わって、両学長と添田宗務総長が挨拶されたが、それぞれに意味深いものであった。

大会堂の前で、種智院大学のS君を見かけた。あれこれ前置きはいらない。
「何かできることはないか」
「本当にたくさんの人が死んでいます」
会話がかみあわないが、彼がネパール人であることを知る人々がしばしば見舞いの言葉を掛けるのだろう。
「ナショナル・アーカイブズも被害を受けているらしいが」
「それだけじゃなく、トリブバン大学の図書館も被害が大きいんです」

宗教文化の研究などという悠長なことをやっていると、こういう緊急事態には何の役にも立たない。しかし、カトマンズの図書館には、千年の昔に書写された貝葉経典が多数所蔵されている。それが今未曾有の危機を迎えているのだ。そのために、自分に何ができるかを考えなければならない、否、その考えを行動に移さなければならない、と思う。

そしてもう一つ、
「ムスタンはどうだろうか」
「あっちの方は、比較的大丈夫なんじゃないかと思います」

かつて訪れたツァーランやローモンタンの、いかにも地震に弱そうな寺々―そこにはマンダラを始めとする貴重きわまりない壁画群が残されている―を私は思い浮かべていた。
高野山大学の力

How old is she?

2015年05月05日
5月5日(火)
開創法会の人出も今日がピークの賑わいだった。昼食を取ってから、腹ごなしに金剛三昧院、大伽藍、霊宝館を回ったが、ここは京都の東山かと錯覚するほどの人混みだった。もちろん「今だけ」の現象ではあるのだが。

ところで、
我が家でしばらく前から問題になっていたことが昨日解決した。

「テリーは何歳か」という、家族にしてみればとてもシリアスな問題である。きっかけは、先頃、かかりつけの動物病院で診てもらった時に、何歳かと問われて、「12歳ぐらいです」と答えながら、内心、「そういえば、本当はいくつなんだろう」と思ったことである。一応、「血統書」があったはずなので、探してみたが、見つからない。そのため、家族の意見、特に私の修正13歳説と下の娘の15歳ぐらい説とが対立した。
昨日片付けをしていたら、今年受けた「狂犬病予防注射済証明書」が出てきた。そこに、「平成12年7月25日生まれ」と明記されているではないか。娘の説が正しく、今年の夏で満15歳となるわけである。人間にすると、76歳ぐらいらしい。最近は寝てばかりいる、毛が伸びるスピードが遅くなった、餌もちょっと気に入らないとお腹が空いているはずなのに食べようとしない、そのかわりウー、ウー唸って人間の食べ物を脅し取ろうとするなどの変化が起きていたことは事実である。もっとも見た目はそう変わらない。子犬の時のかわいらしさを残している。

これからもできるだけ長く元気でいてもらいたい。

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ある大学教員の日常茶飯

舎利会

2015年05月03日
一昨日からK峯先生ご夫妻が高野山に開創法会の取材に見えている。昨日は一緒に舎利会を見学した。今年9月に日本印度学仏教学会の第66回学術大会が高野山大学で開かれる。この際、「日本中世の密教儀礼と舎利信仰」をテーマにしたパネルディスカッションが開催校である高野山大学の企画として開かれる。K峯先生にはそのパネリストをお願いしてある。その関係で、開創法会の中でも特に重要な法会の一つである舎利会を御覧いただいたという訳である。

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*「華道高野山」の人々が用意した花が僧侶に受け渡される。これぞ大法会という賑々しさ。

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*御練り。金堂の周囲に敷かれた菰の上を行列が散華しながら練り歩く。

天気がよくてほんとによかった。舎利会が行われるのは30年ぶり、次回は19年後。遠忌と開創法会にしか行われないからこういうことになる。これだけ離れるとほとんどの人が未経験者。それでも立派に出来るのは伝統の力だ。
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高野山大学の力
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