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普通教校人士

2009年05月04日
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 二三日前に送られてきた能海寛研究会の機関誌『石峰』第14号を見て、私はちょっと驚いた。
『普通教校人士』(明治23年)が全ページ影印されていたからである。


 普通教校は、西本願寺が経営していた学校で、明治18年に開学してからわずか3年で廃校になるが、その間に多くの人材を輩出したことは、近代日本仏教史上に特筆すべきできごとである。本書はその沿革記と「普通教校人士」と呼ばれる関係者名簿からなっている。

 これはこの方面を研究する場合には欠かすことのできない重要資料である。にもかかわらず、本家本元の龍谷大学にも所蔵されていない(らしい)。その稀覯本が能海寛の遺品の中にあったのである。

私は、このことを江本嘉伸氏の『能海寛 チベットに消えた旅人』(求龍堂)で知り、江本さんにわけを話してコピーをもらっているが、こうして誰でも近づける形で公表されたことはとても意義深いことだと思う。

研究ノート
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