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ハードな一週間

2008年12月05日
 今週はおそらく今年一番のハードな一週間だった。日曜日の夜に、今週しなければならないことを数え上げて思わずぞっとし、なかなか寝付けなかったほどだ。
 
 だがそれも明日の京都での講演で終わりである。
 この講演は、大谷大学で開かれている「チベットに向き合った日本人たち」という講座の一コマで、私の講題は「明治仏教徒の入蔵熱と河口慧海」だ。

 入蔵熱というのは、明治の日本仏教界に起こった西蔵(チベット)入国フィーバーのことをいう。この動きは明治10年代末からぼちぼち見られ、20年代半ばにはかなり大きくなる。この点、30年にチベット旅行に出発した慧海はむしろ「遅れてきた青年」だった。ところが禁断の都ラッサに一番乗りするのは、慧海なのである。しかも彼が進んだのは、ヒマラヤとチベット高原を大迂回する遠く危険なコースだったのだから、人間の運命というものは本当に分からない。
 
 
 
 
研究ノート
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