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あいかわらずの・・・

2008年08月22日
秋はこの朝突然私に来た。
 誰の詩だったか忘れたが、とにかく、このところの冷たい雨で、御山はすっかり秋です。
 
神田「ちょっとおもしろいことがわかりました。10月18日の法龍の宿泊先は、ノーサンバーランド…」
私「Northumberland AvenueのHotel Victoriaだろ」
神田「どうしてわかるんですか」
私「南方熊楠顕彰館(田辺市)に保管されている法龍の熊楠宛書簡の中にHotel Victoriaの便箋を使ったものがあるのは君も知っての通りだ。それをさっき確認した。このホテル、今はここにはないようだが」
神田「百年以上たってますからね」
私「なに、老舗ホテルは百年たっても、どんとそこに立っているのが普通じゃないかな。僕はカルカッタではよくGreat Easternに泊まったけど、ここは大谷光瑞も利用している。今は並み以下という感じだけど…」
神田「それじゃ次の日ですが、この日は神智協会に行ってアニー・べザントたちに会ってます。そしてその日のうちにホテルから別の宿泊施設に移ってますね。神智協会の隣街だそうですが、番地が書いてない」
私「そこが熊楠の手紙にあるブラウン方か。番地が書いてないのは惜しいが、神智協会はわかるかもしれない。なにしろ、ほれ、ここに番地があるだろ。19 Avenue Road これをだな…グーグルアースに入力して・・・・ロンドンに降りてみると・・・おお、最初からアニー・ベザントの家の表示があるじゃないか。彼女、有名なんだな。なるほど、マダム・ブラヴァツキーが亡くなったのはここか」
神田「急に宿泊所が見つかるなんて、きっとベザントか誰かに紹介されたんでしょうね」
私「確かに。まあ、ともかく熊楠が連泊することになる法龍たちの宿所というのは、この辺りということだ」
神田「何か灯りが見えてきたきがしますね」
私「いや、そりゃない。あいかわらずの蟻地獄だ」
研究ノート
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