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高野山大学の力 図書館

2008年05月31日
 うちの図書館は、規模は小さいが、仏教関係では、日本有数の貴重資料の宝庫といって間違いない。しかもそれらを惜しげもなく公開しているから、全国から研究者が集まってくる。
 昨日は和歌山県知事が来校されるというので、閲覧室に、教員でも滅多に見られない飛び切りの貴重資料が展示されていた。
 圧巻は、国の重要文化財に指定されている経典の数々である。中には奈良時代の写本もある。見入っていると、図書館職員の木下さんが近づいてきて一言。
「これなんか、弘法大師が手に取って読まれたものかもしれませんよ」
 なるほど。年代からすれば、その可能性もまったくないとはいえない。
 それにしても和紙と墨というものは何と偉大な文房具であろうか。千数百年前に書かれたとは思えない瑞々しさである。
 高野山大学の学生・院生は、江戸時代ぐらいまでの写本・版本であれば、現物を直接見て、研究ができるという、恵まれた環境にある。
経典

                         高野山大学の図書館が所蔵する経典の一例
高野山大学の力
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