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南方熊楠 読み合わせ

2008年05月12日
 近頃、K田君と南方熊楠・土宜法龍(どぎ・ほうりゅう)往復書簡の読み合わせを進めている。以下はそのひとコマ。

私「然レ共若シ答ヘテ云ハバ、小生ハ今日現在ニテ自利ヲ他シ、か。ん?この『他シ』って何だ?どう読むんだ?」
K田「はて・・・・」
私「原本はやっぱり『他シ』か?」
K田「そうですね。『赤本』はどうなってます?」
私「ええと・・・、うん、同じだねえ。ちょっと写真見せて」
K田「はい」
私「(しばらく写真を凝視した後、にんまりして)K田君、ちがうよ!『自利ヲ他シ』なんかであるものか。『ヲ』じゃなくて、この字は『々』だ。ここは『自利々他シ』、つまり『自利利他(じりりた)シ』だよ!」
K田「あ、ホントですねえ」
私「やったな、K田君!ついに『赤本』を超えたぞ。一ヶ所だけだが」
K田「(サメザメと泣いて)おめでとうございます。僕も苦労した甲斐がありました」

神は細部に宿りたもう。しかし、それにしても、こんなことで感激している人間は、日本中、いや世界中探しても、われわれだけであろう。
こうして高野の夜はしんしんと更けてゆく。
研究ノート

通信制大学院学習支援会

2008年05月12日
 昨日、梅田の太融寺で開かれた高野山大学通信制大学院の学習支援会へ出張し、「チベットと日本人」のテーマで講義を行なった。
 私は寝起きはきわめてよい方だが、昨日にかぎってなぜか寝込んでしまい、気がつけば、時間がない!あわてて電車に乗り、梅田からはタクシーに乗って、開演時間の1時ジャストに会場に到着。すんでのところで大チョンボを免れたが、これって実質的には遅刻ですね。事務方には迷惑をかけました。
 90分の講義の後、休憩をはさんで、質疑応答などがおよそ1時間。みなさん熱心な方ばかりだった。
ある大学教員の日常茶飯
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