FC2ブログ
03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

マスクでオリエンテーション

2020年04月04日
「遅い。少ない。せめて一律にしてもらいたい」

4月4日(土)
木曜日に入学式があり、それから3日間はオリエンテーション。これもみんなマスク着用だ。私は直接の担当者ではないが、朝から執務室に詰めている。
こうしていても、新型コロナ関連の情報は否応なく入ってくる。これは、9年前の東日本大震災時のそれと同じく、注意しないとひどいストレスになると気づいた。
人と会う時にはマスク着用し、外から帰ったら手洗いとうがいをよくすること。それからアルコールを控え、睡眠をよく取り、毎日体温計で体温を測る。当面、できることはこの位しかない。


ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)

マスクで入学式

2020年04月02日
高野山大学は今日、入学式だった。
全員マスクで距離を取って座るというかつてない式になった。これから3日間、この調子でオリエンテーションが続く。しかし、開講日は取りあえず4月20日に押し下げられた。

ここで前回に引き続き、めでたい話をひとつ。M屋先生の科研が採択された。4年間も続くごついやつだ。私はちょっとお相伴するだけだが、コロナ禍が治まったら、パリに調査に行きたいと考えている。

先月末に最終締め切りだった原稿を今日送った。たった1200文字のコラムだが、えらく長くかかったのは、お題が単純なようでよく考えると相当手ごわいものだったからだ。これを書くために私はEREを引っ張り出して、100年以上前に書かれた記事を読んだ。そしてルイ・ドゥ・ラ・ヴァレ・プサンはやはりえらい学者だと思った。送った後、編集者から引用参照文献は巻末にまとめることになっていると教えられたので、分量調整のために削った語句を入れなおして、本文正味1200字にして再送した。最初は初校で対処しようと思ったのだが、初校が真っ赤になることは目に見えていたので、それなら少し頑張って最初から字を埋めようとなったのである。とにかく、ちょっと肩の荷が下りた。



ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)

天空の 茶馬古道

2020年03月27日
祈 病魔退散。

テレビ朝日の「天空のヒマラヤ部族」というドキュメンタリー番組を見たか、見たか、と人に聞かれるので、ついに録画を見てみた。知り合いの大谷さんが、目立たないようにしながら、若いディレクターの介添え役に徹しているのが、かえって印象的だった。メインの取材地のひとつとなったティンキュー村は大谷さんの庭みたいなところだ。この番組でこの地に興味を持った人は、大谷さんの『ドルポ ネパールヒマラヤ最奥の聖地』に進んでもらいたい。写真が豊富な本で、大きな公立図書館にはおいてあるでしょう。

大谷さんに初めて会ったのは、大西保さんの事務所であったと思う。私は退職したら大西さんにトルボ(ドルポ)のシェー(水晶山)まで連れて行ってもらおうと思っていたが、今はそれも虚しくなった。稲葉嬢がトルボ越冬から戻ってきたので、そのうちゆっくり話を聞くつもりだ。

これと同時期に放映されたNHK「空旅中国 茶馬古道」もなかなか結構であった。番組は麗江の先の僧院で坊さんがお茶を飲むところで終わっていたが、そのままずっとカムに上がってもらいたかった。ドルポが河口慧海ゆかりの地ならば、雲南のこの辺りは能海寛(のうみゆたか)が消えた地だ。

安藤和雄編『東ヒマラヤ』(京大出版会)がもうじき上梓される。インド・アルナーチャルプラデーシュ州西部から東ブータンを調査研究したモノグラフで、私も短文を投稿している。





ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)

「水ほどうまいものはない」

2020年03月20日
3月19日(木)
ここ二三年、今頃の季節になると喉の調子が悪くなり、声がガラガラになる。ついに花粉症が出てきたのだろう。ところが、今春はこの症状がほとんど出ない。コロナに備えたマスクと手洗いが効いているようだ。それにしても、これだけ頻繁に手を洗うのは我ながら珍しい。スリランカやバングラデシュに行った時には、三度の食事の前と後に石鹸をつけてごしごし洗ったが、それはごく短期間の話である。

3月20日(金)
「水ほどうまいものはない」というのが、高村光太郎の伝える慧海のことばである。早くこういう心境になりたいものである。
光太郎の慧海との繋がりは、父光雲の代からのもので、光雲は工房で頒布用の作品を量産して慧海の資金調達を助けていた。そうして作られた釈迦牟尼仏や大黒天の像が各地に残っている。
光太郎は、父親がしたようなやり方で慧海に協力することはなかったが、慧海の首と裸体坐禅像を制作した。それは彼が前々から慧海の風貌に創作意欲をそそられていたからである。光太郎は特に首を制作する過程で、モデルの慧海と随分話をした。その一部をエッセイに書き、いくつか他に見られない、おもしろい情報を伝えている。つまり、慧海に関するかぎり、光雲は仏像を残し、光太郎は文章を残したのである。
慧海の首と坐禅像は、石膏原型のまま光太郎のアトリエに保管されていたが、昭和20年の空襲でアトリエが全焼した際に他の作品と共に失われた。



ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)

最低気温

2020年03月17日
3月17日(火)
「今朝、近畿地方で一番寒かったのは和歌山県の高野山で、気温がマイナス6.6度まで下がりました」とラジオが言う。道理で、なかなか床を出る気がしないわけだ。
 8時にようやく意を決して起き上がる。身支度を整えて、コンビニに朝食を買いに行くと、防寒着で身を固めた西洋人の男女がコーヒーメーカーを操作している。大変な時に日本に来たものだ、とこちらは思いがちだが、彼らとしては存外この状況を楽しんでいるのかもしれない。
空が青い。一昨日の晩から降り積もった雪を今日一日でお日様がすっかり溶かしてくれるだろう。
今日は一般後期の入試がある。明日は教授会。これで今年度の校務は大体において終了である。
ある大学教員の日常茶飯 | トラックバック(0)
 | HOME | Next »